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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名西田実仁(公明党)

2014/11/13

委員会名参議院 財政金融委員会


「経済全体の話をしますと、いかに需要不足を解消していくのかという施策が必要になると思いますけれども、特に潜在需要が大きい文化活動を支援する施策ということが必要ではないかというふうに私は常々思っております。特に、日本は文化活動に関する統計が非常に不十分だというふうに思っております。実態がどうなっているのか把握しにくい。食料品であれば消費支出に占める食料品支出という、エンゲル係数というのがあるんですけれども、じゃ、この文化活動に対する支出、これも文化係数のような指標を例えばつくって、それが本当に国際的に見てどうなのかとかいうことも実態を調べていく必要があるんじゃないかというふうに思っております。物に対する需要が飽和していく中で、そうした文化芸術活動に対する需要というのがこれからどんどん増えていくことは間違いないわけでありましょうから、それに対する施策ということがもっとなされていいんじゃないか。文化庁の予算、一千三十六億円で、GDP比で〇・〇二%と、もう非常に限られておりますし、オペラのコンサートチケットも高いですし、自治体の財政再建で施設がどんどんどんどん再構築されてしまっている。なかなか休みを増やして需要を増やすというのは難しいわけですから、日常のウイークデーの中で例えば陶芸をやるとかいうときにもそういう支援をもっとしていくとか、何かこの文化活動を活発にするような施策を本気でやっていかないとならないのではないかという思いでおります。潜在需要が大きい文化活動を支援する施策、また、エンゲル係数に相当するような文化係数みたいなものをつくってその実態を把握していくようなことも含めて、文化庁の次長にお答えいただきたいと思います。」 「最後に大臣に、今の文化活動を支援していく施策、これから予算等も、来年度だけじゃなくて今後ずっとだと思いますが、大臣に、この文化予算の充実につきましてお考えをお聞きして、終わりたいと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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