希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
Warning: Undefined array key 12 in /home/kiboucollege/kibounippon.jp/public_html/kri/index.php on line 173
議員名東徹(日本維新の会)
2021年3月22日
委員会名参議院 厚生労働委員会
「前回に引き続きまして、がんゲノム医療について質問をさせていただきたいと思います。大臣所信でも、がんゲノム医療の体制整備、治療と仕事の両立支援を推進していきますという大臣の所信でございました。で、令和二年度においてはどうですかということで聞きますと、AMEDの研究費などを活用して、遺伝性のがん三千二百五十症例、難治性のがん五百症例の全ゲノムシークエンスが完了する予定でありますという御答弁でありました。ただ、やっぱり非常に少ないなと思うわけですね。三年間で九万件を目指していきますという計画だということであります。一年間にがんになられる方というのはやっぱり百万人というふうに言われていますから、非常に少ないなというふうな思いをいたしております。その理由として、人材不足とか会議やデータ登録の負担の大きさ、こういったものが課題だというふうにも言われております。もう一つは、そもそもこの検査が、標準治療終わったか、若しくは標準治療がない患者さんしか受けられないということが検査数が少ない要因になっているというふうに考えます。標準治療を受けて、抗がん剤など体がぼろぼろになった後でようやく遺伝子パネル検査を受けて自分に合う薬を探すというのでは、患者さん自身がもたなくなってしまうというふうなことをよく聞きます。患者が望めば、医師が了解すれば標準治療よりも先に遺伝子パネル検査を受けられるようにすべきということで、二〇一九年十一月に当時、加藤大臣に質問をさせていただきました。加藤大臣からは、せっかくいい治療に行き着いても、もうへとへとになってもうできないという状態というようなこともないことはないと思うので、そういった患者さんや国民、家族の思いも受け止めながらしっかり議論はしたいという御答弁でありました。田村大臣におかれては、この問題、どのようにお考えなのか、お伺いをしたいというふうに思います。」