希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名松沢成文(日本維新の会)
2021年3月15日
委員会名参議院 予算委員会
「次に、今回の疑惑というのは総務省で大きなスキャンダルになっているわけですね。ただ、農水省だって、養鶏会社の御接待で大臣と事務次官が一緒に出ていって、それで事務次官は辞めましたね、大臣も、あっ、事務次官は処分を受けて、大臣は辞めましたよ。ほかの省だってあるわけですね。これ、ちょっと調べてみると、いろんなのが出てきます。例えば、一九九六年、厚労省の事務次官が福祉法人からの収賄を受けて実刑判決。そして、一九九八年、旧大蔵省の幹部が金融機関から接待漬け、これは大スキャンダルになりました。それで、大臣が辞めて、日銀総裁も辞任しました。職員百十二人が処分されたんですね。これはまずいということで国家公務員倫理法ができて、倫理規程ができて、じゃ、その後良くなるかと思ったら、まだまだ続きます。例えば、二〇〇七年、防衛省の事務次官が防衛専門商社から防衛装備品で便宜を受けた謝礼で接待漬けだった、実刑判決です。二〇一八年、文科省からJAXAに出向した職員が、これ、やっぱり関連業者から見返りでいろんなものを受け取っていた、これ有罪ですよね。総理、これ総務省だけの問題じゃないと思います。ほかの省庁にもこういう疑惑はたくさんあるんじゃないでしょうか。さあ、そこで提案しますが、今総務省で、大臣が検証委員会をつくって、第三者機関をつくって徹底して調べるといいます。さあ、この際、霞が関、大掃除しましょうよ。全ての省庁で第三者機関をつくってきちっと調査をする。そのときに大事なのは、まず、三年なら三年、五年なら五年、事後申告でもいいから、国家公務員倫理法、倫理規程に違反した人はちゃんと今からでもいいから報告しなさい、そして、ほかの関係者からの告発制度も設けて、うそをついて逃げようとしたら告発も来ますよと、これぐらいプレッシャーを掛けて全部疑惑を洗い出しましょうよ。そうやって調査して疑惑を洗い出した上で、国家公務員倫理法をもう一歩きちっと前に進めて改革をしていくべきですよ、ここまで大きなスキャンダルだったんだから。それもやらないでこれで終わりだったら、トカゲの尻尾切りじゃないですか。また何年かしたら同じようなスキャンダルが出て、国民は行政に対して絶望していくわけです。さあ、全省庁調査、これやりませんか。これきちっとやって、国家公務員倫理法をその上で見直しましょう、二度と起きないように。いかがでしょうか。」