希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
Warning: Undefined array key 12 in /home/kiboucollege/kibounippon.jp/public_html/kri/index.php on line 173
議員名(※)土屋正忠(自由民主党)
2014/10/17
委員会名衆議院 地方創生に関する特別委員会
「しかし、都市は、二十四時間働き続け、雇用の機会にも恵まれ、一見繁栄しているように思えるわけでありますが、極めて脆弱な基盤の上に成り立っているわけであります。命や生活の源となる水、食料、エネルギーなど、地域内で調達することはできません。例えば東京都に限って言えば、水はわずか三〇%、電気は一〇%足らず、ガスは何と〇%、さらに食料の自給率は一%、これが実態であります。こういったことから考えると、都市の繁栄というものは、農林漁業、工業など、生産の町に支えられていると言っても過言ではないわけであります。都市は繁栄しているように見えるが、都市住民は時間に追い立てられ、狭い空間に閉塞状況にあるわけであります。結婚や子育ての心理的余裕すらなかなかつかめないといったのが実態ではないでしょうか。一方、地方は、戦後一貫して、産業構造の変化と科学技術の進展、自由貿易の徹底などにより、人口が域外に流出をし、一見衰退しているように思えますし、残念ながら、いまだ人口減少もとまらないのが現実であります。しかし一方、地方には、大都会にない、きれいな空気、緑なす山河、新鮮な食料、美しい星空、落ちついた家屋、歴史的建造物、人々の温かいきずななど、人間が我に返り、生きている実感を得ることのできる、かけがえのない必要条件が全てあるわけであります。地方創生の問題は、大都市のエネルギー、大都市の住民が、富、情報、活力を地方に還流するとともに、地方の持つ元気をいただくことに今日的な意味があります。この点の基本的な見解について、石破大臣の御見解を求めたいと思います。」