希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名古川元久(民主党)
2014/10/17
委員会名衆議院 財務金融委員会
「その上で、そことの絡みで、中期財政計画についてちょっとお伺いしたいと思います。先ほどの質問の中で、麻生大臣、これは公約ではない、公約というか、世界に対してアナウンスしたんだというふうにおっしゃいましたけれども、きのう、レクに来た事務方と話をしましたら、これは国際公約かと言ったら、これは国際的なコミットメントですと言いました。国際的なコミットメントだという認識で、大臣もよろしいですか。」 「英語の堪能な大臣ですから、その意味はわかっていらっしゃると思いますが、コミットメントという言葉はプロミスよりももっと拘束力が強い。これは、単に約束しましたというんじゃなくて、ちゃんとやる責任があるという、そこまでの強いものなんですね。ですから、むしろ公約よりも、私はコミットメントという言葉を聞いて、公約というと約束、しかし、それよりも強いものだ、そういう認識でいるということでいいんですね。ちゃんとやるところまで約束したものだ、その責任がある、そういうものだ、そういう認識でいいですね。」 「消費税の引き上げをしないという決断をした場合でも、しかし、このコミットメント、二〇一五年のプライマリーバランス赤字半減のこの約束はきちんと実行する、そういう予算編成を組む、そういうふうに認識していいですか、大臣。」 「お伺いしますが、では、万一、消費税を上げないという決断をした場合には、今大臣がおっしゃったように、二〇一五年のプライマリーバランスの赤字半減は極めて難しくなるわけですよね。その場合には、そもそもこの財政健全化目標それ自体、そういう決断をするときには、これ自体も見直しますか。あるいは、どうするんですか、そのときは。」 「ということは、仮に消費税の引き上げをしない、凍結するとか、そういう判断をしてもこのコミットメントは引き続き掲げる、そういう認識、理解でよろしいですね。」 「目標を掲げてやり続けるというか、まさに来年の予算編成のところでこれは達成できるかどうかというのが見えてくるわけでありますから、つまり、もう十二月には、できるのかどうかという一つの形が見えてくるんですよね。それができないと、それこそコミットメントですから、責任を果たしたことにならなくて、先ほどから議論している、この政府は財政健全化に向けてちゃんとやる意思があるのかどうかという、まさに政府に対する信認に疑念が起きる。先ほどから議論になっている、上げないことによって起きるかもしれないリスク、しかし、起きてしまうと対応ができないリスク、それが発現する可能性が非常に高くなるんじゃないかと私は思います。だからこそ聞いているんです。それから、ここはしっかりと、消費税を上げる上げないのところと、財政健全化目標、国際的にコミットしたもの、これをちゃんと実行するかどうか、達成するかどうか。これは、目標として単に掲げるという、そんな先の話じゃないんですから、もう来年の話なんですから、そこはきちんとやるというふうに理解していいですね。」