希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名古川元久(民主党)
2014/10/17
委員会名衆議院 財務金融委員会
「次に、消費税を予定どおり上げた場合のリスクと、上げないという決定をしたときのリスク、その対応についてお伺いしたいと思います。まず、消費税を予定どおり上げた場合のリスクをどのように考えていて、そのリスクに対してはどう対応するということを考えていらっしゃるんですか。」 「補正予算も考えるということですか。」 「では、消費税を予定どおり引き上げない、そういう判断をした場合に、考え得るリスクとしてはどのようなことを考えていますか。」 「私も全くそのとおりだと思うんですが、そういう疑念が持たれた場合に、そのリスクに対応策はありますか。どうですか、大臣。」 「さっき、予定どおり上げた場合には、それに伴うリスク、そこはそれなりに想像もできて、何か起きればそこには対応するという話がありました。しかし、もし予定どおり上げないという判断をした場合には、そのリスクというのはなかなか、どう対応できるのかということをお答えを今はできないと。そういうことを考えると、対応できるリスクと、対応方法もわからないし、どうしたらいいのか。であれば、とるべきといいますか、とれる選択肢というか、これはおのずから限られてきてしまうんじゃないかというふうに思うんですが、いかがですか。」 「今の大臣の御答弁の関係でちょっと御質問しますけれども、まさに、例えば子育てであるとか社会保障の、我々は三党合意の中で、四経費にとにかく増収分は全部充てると。来年度やること、当然これは、消費税の増収分を前提にして組んでいるいろいろな政策があるわけですね。もし上げないという決断をした場合には、そうした政策はやらなくなるんですか。あるいは、それとも、別に財源を工面して、それはきちんとやるんですか、どうなんですか。」 「要は、上げない場合には、もうこれはやらない、別に財源を見つけてとか、調整してということじゃなくて、もうやらない方向になる、そういう認識でよろしいですか。」 「総裁は記者会見で、消費税の引き上げが行われた場合と行われない場合のリスクについて、先ほどから話をしておりますように、要は、行わない場合には、それによって仮に政府の財政健全化の意思や努力について市場から疑念を持たれると、政府、日銀としても対応のしようがないということになりかねません、一方で、上げて、予想以上にあるいはその他の内外の経済状況いかんで経済の落ち込みが大きくなる事態となれば、財政金融政策で対応できる、そういうふうに言っているわけですね。ということは、総裁は、これはやはり上げた方がいいというふうに考えている。つまり、対応できないリスク、起きてしまったら対応ができないんじゃないかと。総裁も言っています、確率は低くても、その影響は甚大なものになる可能性があるという意味ではリスクが大きいと。そういう甚大な影響が起きるかもしれないというリスクをとれるか。そういう意味では、消費税の引き上げをしない、延期をするという決断をするということはそういう極めて大きなリスクを伴うことになる、その認識は財務大臣も持っていらっしゃるというふうに私は感じました。そういう点からすると、日銀総裁は、そういった意味でいえば、これはやはり法律どおりきちんと上げていくべきだというふうに考えていると理解してよろしいですか。」