希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名福田昭夫(民主党)
2014/10/31
委員会名衆議院 環境委員会
「時間もなくなってきましたので、最終の方へ行きたいと思いますが、ぜひ皆さんは資料の四をごらんください。これを見ていただきますと、実は、東京電力の福島第一原発には、福島県も含めた六県分の指定廃棄物を最終処分する場所があるんですよ。大臣、御存じですか。この第一原発は三百五十町歩あるんです。ゴルフ場が三個半入るんです、これ。北の部分、左の部分になりますけれども、北の部分百町歩は今あいているんです。なぜあいているか御存じですか、環境大臣。わかりませんか。では、まあいいですよ。これは、実は、いいですか、原子力発電所の七号機、八号機の建設予定地なんですよ。今さら七号機、八号機を建設するという話はないでしょう。五号機、六号機まで廃炉を決めたわけですから。これだけの事故があって、今さら七号機、八号機をつくる理由は全くないわけですよね、根拠は。そういうことになりますと、この空き地をどう利用するかということが、実はこの指定廃棄物の最終処分場の解決方法になるんですよ。そう思いませんか、大臣。」 「大臣、この周辺は環境省が予定している中間貯蔵施設ですよ、この色つきのところが。半分、この緑の線がありますが、左側の方が双葉町、右側の方が大熊町、これは十六平方キロですよ、両方合わせて。その真ん中に第一原発がある。十万ベクレルを超えるものは基本的にこの中間貯蔵施設。何かきのうの説明だと、栃木県なんかのもので、わらの焼却をしたら二十三万ベクレルになっちゃうものも栃木県の塩谷町の最終処分場へ埋めるんだなんということも環境省が答えたようですけれども、福島県の指定廃棄物も含めて六県分ここへ入れても、二十町歩あればできちゃうんですよ、大臣。百町歩のうち二十町歩使えば、福島県の富岡町に予定している指定廃棄物も含めてここへ全部入っちゃうんですよ、大臣。ここは誰もが納得する場所です。そう思いませんか。」 「ですから、知事や町長たちと話していたんじゃだめ。やはり、本当に地権者と腹を割って意見交換をしてみてください、これは。全く事情が違いますから、基本的に。それは、知事の気持ちはわかりますよ。知事としては、これだけの大きな被害に遭ったんだから、よその県のものなんか引き受けねえと言いたい気持ちはわかりますけれども、でもそれは感情論であって、ではほかの県の人に迷惑をかけていいのか、こういうことなんです。五県の人たちはそれで苦しむわけですよ。それがいいわけは全くないのであって、やはり政治家であったら、本当の解決方法は何だというのをしっかりと考えて決断する、これが政治家ですよ。そう思いませんか、大臣。」