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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名(※)木下智彦(維新の党)

2014/11/12

委員会名衆議院 文部科学委員会


「まず最初に、そうはいいながら、オリンピック・パラリンピック、それからラグビーと、両方とも法案が、これは二本分一つで審議がされている、それだけ関連性が高いということだというふうに理解をしております。というのは、二〇一九年にラグビーのワールドカップが日本で開催され、それから二〇二〇年にオリンピック・パラリンピックが東京で行われるといったときに、二〇一九年にまずラグビーワールドカップが行われることで世界に発信をし、そしてそれが二〇二〇年につながっていくというふうに理解しているんですけれども、政府が考えられているこのオリンピック・パラリンピック、ラグビーワールドカップとの関連性、それから、どういう形で大会を盛り上げていこうというふうに考えられているのかといった、まず大まかなところからお話をいただきたく、よろしくお願いいたします。」 「こういった方々は今、ラグビーにほとんど、趣味ではかかわられていると思うんですけれども、ラグビー協会で下からずっとやってきたような方、そういう人たちも必要かもしれないですが、外に出てしっかりとしたビジネスをやってきたような人がこういう組織委員会に入ることというのは、私は非常に重要だというふうに感じているんです。ですから、まだこれからでも遅くないと私は思っているんです。名誉職と言われる人も必要かもしれませんけれども、民間人の中でも、本当に、いわば全権を委任してもいいぐらいの人たちはたくさんいるんです。そういう人たちがどんどん、当然、御本人たちは非常にお忙しい仕事をされていると思いますけれども、そういう人たちの登用についてもしっかりと考えていく、それを政府からも後押しする、そういうことを考えていただきたいと思うんですけれども、大臣、御見解をいただけますでしょうか。」 「それから、まだ時間がありますので、もう少しお話をさせていただきますと、ラグビーなんですけれども、これはやはりどうしても、今というのはワールドカップを目がけて、ワールドカップをどういうふうにして盛り上げていくかというところに物事が集中してしまいがち。今のその組織委員会で話されていることもそういう形になっているんですけれども、実は、それではまだまだ事足りない。これはラグビーに限ったことではなくて、ほかのスポーツでも同じだと思っているんですけれども、やはりそれは競技人口をどうやってふやしていくか。どうしても、今回は大会についてなので、そちらの方に資源も人も集中していくんだと思っているんですけれども、例えば高校、それから大学、今はトップリーグというのがあります。社会人のリーグです。それから、国際的な試合についても、国際的な試合をする一つのチームに日本がなろうというような、そういうことも企画はされているんですけれども、そこがどうしても、段階的に下からちゃんとした組織にまだなり切れていないんじゃないかなというところが一つ指摘できることなのかなと。というのは、やはりトップリーグはトップリーグ、それから大学ラグビーは大学ラグビー、高校のラグビーは高校のラグビーという、日本独特の、何かしら、例えば組織の線引きがされてしまっている。これによって、どうしても、選手が育成されるということが少なくなっているという現状があるようです。例えば、ラグビーだけじゃなくて、今問題になっているところでは、バスケットボールのリーグは、プロが入ったリーグと、それから、ただの、ただというか社会人中心のリーグというのが、二つリーグがあることによって、国際的なバスケットボールの連盟から、日本が二つリーグがあることを指摘されていて、一つにしないと国際試合にはなかなか参加できないよというようなお話もあります。こういう線引きを何とかなくしていくというのが、何かこれは日本独特の伝統文化のようになってきているようなこと、それから、どうしてもそこにずっといる人たちは、もうこれは政府の省庁と私は同じだと思っていて、何かその縦割りというのか、何かしらの自分のテリトリーというのをつくってしまうという、これはよくない状況にあると思っております。こういうことも直していかなければ、なかなか、日本の全体的な、ラグビーだけじゃない、スポーツの本当の意味で国際レベルの普及というのはなされないんじゃないかなというふうに思っておりますので、このために何かアイデアはないかなと思っているんですけれども、実は、私もどうしたらいいものかと悩んでおります。下村大臣、今うなずきながら聞いていただいているので、何かアイデアはないかなと思うんですけれども、そういったところについて何か御意見等ございますでしょうか。」


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