希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名(※)江口克彦(次世代の党)
2015/1/28
委員会名参議院 本会議
「決算審議の重要性の一つは、効率性、有効性の観点からの審議を通じて、今は即効的な目に見える効果を発揮していないものの、いずれ大きな成果につながるであろう事業を適切に評価し、そうした事業に対し、長期的視点に立って予算配分を続けていくことを提示することであると考えます。昨年五月に私、視察いたしましたけれども、筑波大学では、ホウ素中性子捕捉療法、BNCT施設として、日本が世界で独走をしております中性子最先端がん治療研究開発拠点を整備いたしております。このような先端医療がん研究等は、成果が上がるまである程度の時間を要するものであります。このBNCTは、ようやく今年から臨床研究、来年から治験を開始する予定となっております。このBNCTは、エックス線治療や陽子線・重粒子線治療に比べ、治療期間も極端に短く、低コストで、ほぼ全てのがんに治療効果があるということであります。このような地道な研究開発事業は、将来、花開き、医療立国日本を支える重要な医療インフラを生み出すことにつながると思います。しかし、こうした基礎研究のような事業は、すぐに利益につながるものではありませんので、民間が参入することは極めて難しく、事業資金の継続的調達が難しい面もあります。目立たない地道なものではありますが、次の世代にとって重要な研究開発事業を国がきちんと評価し、そこに財政を投入していくことが求められると思います。この評価と提示は、決算審査の重要な機能であると考えます。決算審査の視点と決算審議の役割とこうした研究開発の取組について、総理はどのようにお考えなのか、お聞きいたします。」