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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名岸本周平(民主党)

2015/1/30

委員会名衆議院 予算委員会


「民主党・無所属クラブを代表して、政府提出、平成二十六年度補正予算三案に反対する立場で討論を行います。まず、これまで経済環境がよくなっているという御説明がありましたけれども、経済環境がよくなっていれば、経済対策を打つ必要はありません。経済対策を打つこと自体がアベノミクスの失敗を象徴していますし、かつ、これからの景気の向上も見込めるという発言もありましたが、まさに経済学上で言う認知のラグでありまして、認知のラグを前提にした愚かな補正予算の経済対策であると考えます。トリクルダウンの名のもとに一部の大企業や富裕層が優遇される一方、一般国民の生活は置き去りにされ、実質賃金が十七カ月連続で減少するなど、国民の生活は大変苦しくなるばかりであります。格差の是正を抜本的に直すような経済政策の転換が必要であります。幾ら財政をばらまいても焼け石に水であります。」 「以下、本補正予算案に反対する理由を具体的に申し上げます。第一に、財政再建目標を達成するための小手先のびほう策として利用されている点であります。本来二十七年度予算に計上すべきものを本補正予算に多数計上することで、二十七年度のプライマリーバランス赤字半減目標を何とか見かけ上達成しようとしており、財政再建への本気度が疑われるばかりではなく、財政法上の補正予算の要件に満たないものが多数計上されており、明らかに財政法第二十九条に違反するおそれがあります。第二に、緊急経済対策とうたいながら、経済効果が不透明なものが多数計上されている点であります。例えば、捜査力、現場執行力の強化は必要なことではありますけれども、経済対策としては首を傾けざるを得ません。地域限定商品券は、地域振興券や定額給付金等のこれまで行ってきた施策の経済効果を真面目に検証した上での施策とは思えません。第三に、原油価格が急落する中、緊急性の低いエネルギーコスト対策に三千六百億円もの費用を計上する等、現在の情勢に即していない内容となっている点もあります。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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