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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名馬場伸幸(維新の党)

2015/2/20

委員会名衆議院 予算委員会


「同じような御答弁の繰り返しになっているわけですけれども、この全線開業の前倒し論というのは、先ほど大臣もちょっと触れられましたが、平成二十三年の五月に交通政策審議会の附帯意見というのが出ています。この附帯意見はちょっと重要なので、引用して読ませていただきますけれども、「中央新幹線の整備は、東京・大阪間を直結することで初めてその機能を十分に発揮し、効果を得ることができる事業である。」そうした上で、「大阪開業を出来る限り早く実現させることが」「重要である。したがって、名古屋・大阪間の整備については、今後、経済社会情勢等を勘案しながら、継続的に早期整備・開業のための具体策を検討すべきである。」というふうにされています。国としては、この附帯意見の中の「継続的に早期整備・開業のための具体策」、どういうことを検討されてきたんでしょうか。お伺いします。」 「ここで注目していただきたいのは、名古屋開業時点で、従来新幹線を使っていた方、その方々がリニアを使うかどうか、こういう設問に対して、使うと答えたのは一割の方なんですね。八割が従来どおりの「のぞみ」を使いますという回答をしています。その理由を聞きますと、東京―名古屋間といいますが、東京の起点は、駅でいいますと、これは御存じじゃない方が多いんですが、品川駅なんですね。ですから、大阪から、東京からリニアに乗ろうとしますと、品川や名古屋で乗り継ぎをしないといけないんですね。これは非常に不便という御意見で、さほど、乗りかえをしたりしていますと、時間短縮もしないということなんです。ですから、東京―大阪間の新幹線利用者の大半が名古屋開業になってもリニアを使わない、メリットがないということがこのアンケートからはっきりしてきているわけです。東京―大阪間の利用者から見た場合、名古屋開業のメリットは非常に少ない。しかも、その状態が十八年間続くということになります。私は大阪の出身ですけれども、何も、リニアを大阪に引っ張ってこい、引っ張ってこいと、地元に利益を誘導しよう、そういうことを考えているのではなしに、大阪から以西、西日本の東海道新幹線の利用者、この方々の利便性を高めてあげたい、そして経済力を上げていきたい、そういう思いでこの質問をさせていただいておりますけれども、どうですか、今のこの提案を聞いていただいて、大臣、どんな御見解でしょうか。」 「もう一度お伺いしますが、国の主体的な対応、今までのような、JR東海がやっているからと、余り口出せませんねんということではなしに、もう一歩、もう二歩の積極的な推進、働きかけをしていただきたいと思いますが、大臣、どうでしょうか。」


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