希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名(※)山田太郎(日本を元気にかる会)
2015/3/4
委員会名参議院 政府開発援助等に関する特別委員会
「その前に、私もずっとこのODAの委員会の中で問題視してきていますのは、この投資というか、お金に対する自立とか出口戦略です。両参考人に是非お伺いしたい点がそれぞれあるんですが、今はこの十年間で、実際には有償資金で焦げ付いてしまって債務免除したのが九千億円、一兆円弱あるというような実態の中で、本当にこのお金が、例えば有効に使われ、自立あるいは出口としてどれだけの効果があったのか、その検証もやっぱりしていかなければいけない。出しっ放しでは依存体質にもなりかねませんし、やっぱり援助ですから、最終的には自立、自活して卒業国になってもらうというのが目標だと思っております。そんな中で、今回、大綱の中でそういった、より効果のところを、これは検証になるのか、あるいは卒業国に対する考え方なのか、どんなふうに捉えられたのか、まず薬師寺さんにお伺いしたいと思っています。長さんにはその関係で、いわゆる出口、自立のところでの運用面において、私は実はODAは少し問題があるというふうに思っておりまして、まさに今おっしゃられたとおり、このODAは途上国にとっての公共事業なんじゃないかということがありましたが、私も実は去年、キルギス、タジキスタンにも実はこの委員会の派遣で行きまして、学校の設備の上限に一千万円しか使えないとか、割とハード面に対してはお金が出やすいんだけれども、ソフト面については事実上出にくいような実態がある中で、果たして、まさに自立、自活というのがこのお金によってできるのか。あるいは、運用とか保守等に関してはほとんどお金が出ない、幅広く配りましょうと。私は、どっちかというと、一個に集中してモデルケースをつくり上げて、それを横展開する方が最終的な自立、自活で効果あるんじゃないかなと思って、そんなことを、現場感としては長さんが御存じだと思いますので、それぞれ、この援助の出口というんですかね、自立、自活に関しての御意見、コメントをいただければと思います。」 「そこで、ちょっと前提としてお聞きしたいんですが、これはもしかしたら薬師寺参考人の方が実際の座長としてやられてきたのでお詳しいのかもしれませんが、今、大綱の中で改めて明記したいわゆる実質的意義に着目し、まさに民生目的であれば軍に対する支援というのをしなければならぬのか、あるいは、今までだって現実的には現場でされていたんではないか、あえてここでこの議論を立てる必要があるのかないのかということまで含めて、少しそこはきちっと今回の大綱の前提としておきたいなと思っておりますので、まず、なぜそういったものがこの審議会の中でも議論されるに至ったのか、事実というか、その辺を是非薬師寺参考人にお伺いしたいのと。もう一本、ごめんなさい、長参考人には、時間があればなんですけれども、現場でこのことを明記する必要は現実的にあるのかどうか、そこも逆にあると思っております。私も実は軍に守られながら危ない地域に行ったケースがあるので、必ずしも、ハトポッポのようなことも、現場じゃ軍なんか関係ないよとも言っていられないのは分かるんですけれども、本当にあえてこれを今回挙げる必要があったのかどうか、現場からの御意見もいただきたいと思います。」