希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名井坂信彦(維新の党)
2015/3/10
委員会名衆議院 予算委員会第三分科会
「まず、最も基本的な認識をお尋ねいたします。日中、日韓の速やかな関係改善こそが日本の国益にかなう、こういう認識かどうか、まずお伺いいたします。」 「韓国との関係改善に向けて、今、局長レベルなど、いろいろ接触を重ねているというふうに思うんですけれども、関係改善が当面の日本の外交目標だとする中で、交渉ですから、領土の問題も含めていろいろな問題がある中で、日本は、まず大方針として、何をここは守る、堅持する、一方でこの分野では交渉していく、あるいはこの分野では韓国にこういう便宜の供与も含めてカードとして切っていく、交渉の基本的な方針、方向性をお聞かせいただきたいと思います。」 「例えば、領土の問題に関しては、これはもう譲る余地が日本としてはないんだ、歴史認識の問題に関しては、これはよく話し合っていって何らかの解決を模索していける部分なんだ、あるいは経済の問題に関しては、韓国は今こういうところが困っているから、ここはあえて助けてあげることで交渉を前に進めていくんだ、こういう大まかな方針は何か明らかにしていただいてもいいのではないかな、こういう立場でお尋ねをしておりますので、もう一度よろしくお願いいたします。」 「対話重視で粘り強くやる、これは当然そうしていただきたいんですが、きょうは時間が幾らでもありますのでもう一度お尋ねしますが、とはいえ、重要な二国間関係で、しかも関係改善が求められる現状において、本当に、基本的な大まかな線で、どういう戦略で関係改善をしていくのか。これぐらいはここで議論できなかったら本当に外務委員会は何を議論するのかという気がいたしますので、その中身についてお尋ねをいたします。」 「そこで、お伺いをいたしますが、そんな、日本のホームページのたかが文字が抜けた入ったで一々いちゃもんをつけられる筋合いはない、こういう一般の方の受けとめはわかるんですが、一方で、外交の世界では、相手の国をどういう呼び名をつけて呼ぶかというのは死活的に大事な問題だというふうに思っています。例えば二国間関係で、戦略的パートナーシップと呼んでいた関係を包括的な戦略的パートナーシップと、包括的なを一個入れただけでこれはもう重要な格上げだと喜ばれるような、これが外交の世界だというふうに思うわけであります。今回、基本的な価値観を共有するという文言を抜いたのは、これは当然、外務省の中でもいろいろ議論があった末に、きちんとした意思を持って抜いたものだというふうに思いますから、その理由についてお伺いをいたします。」 「勘違いをされては困るのは、抜くべきではないとか、なぜ抜いたんだと怒っている立場でも別にないんです。どういう意図かをお伺いして、なるほど、こういう理由があって基本的な価値観を共有するというのを抜いたんだなというお答えがいただければ、私は納得できる立場であります。あるいは、外交上のこういう問題があってとても、価値観を共有している、今あえてそこを抜いて一旦突き放した方が外交上韓国との関係でいろいろいいことがあるんだ。こういう何らかの理由があって抜いた以外に考えられない、そんな勝手に抜けるものではないですから。その理由についてお伺いをしたいという趣旨であります。」