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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名(※)武藤貴也(自由民主党)

2015/3/10

委員会名衆議院 予算委員会第三分科会


「お伺いしたいんですけれども、私は、過去、クマラスワミ報告が出たときの反論文というものを全文見させていただきました。これは昨年産経新聞が特集を組んでいますので、それに掲載されているんですけれども、外務省もその文書の存在はもちろん認めていますし、今後公開するかどうかを検討するという答弁なんですけれども、ずっと検討しているんですよね。この反論文、外務省がつくってくれた反論文は、事実関係に対する反論、これもきちんと書かれています。それと、国際法に対する反論もきちんと書かれている。あれはアラビア語まで翻訳されて、国連に提出された文書でありますけれども、こういうものをしっかりホームページにアップするなり、あるいは公式文書として大使を通じて各議員に配付するなりして、日本の明確な立場というものを対外発信していただきたい。これをしっかり検討していただけないかということをまず最初に御質問させていただきたいと思います。」 「それに加えて、もう一つ、政府がこれまで一般の図書について翻訳を求められてきた事例があると思います。例えば、慰安婦問題に関して、秦郁彦先生といえば日本では第一人者の研究家でありますけれども、「慰安婦と戦場の性」という、非常に客観的に、公平公正な立場から、海外のそれぞれの戦場で性の問題がどうであったか、公平中立に書かれた学術論文でありますけれども、こういうものを政府が翻訳をして対外発信に活用したらどうかという提案があったと思います。これに対して、内閣府の広報官が秦先生に接触して、翻訳をして対外発信してはどうかという提案を行ったようでありますけれども、本人から聞きましたが、それぞれの記述の中に税金を使って翻訳するのにふさわしくないと政府が考えるというか、問題に当たるような表現があるので、そこを削除して翻訳したいという提案をしたときに、秦先生は全部訳してくれないんだったらだめだと言って断ったというふうに聞いています。こういうものも、私は、政府が、先ほど言った反論文をしっかりやることに加えて、一般の図書も今後翻訳をして配るということを考えてほしいんですけれども、その辺はいかがお考えですか。」 「今、内閣府ですよね。外務省も含めて両方、慰安婦問題に関する書籍がどういうものがいいのかということをぜひ検討していただきたいと思います。いいですか。イエスかノーかで答えられますか。」 「外務省はどうですか。今回の予算で慰安婦問題に関して翻訳はしていただけますか。」 「今、イエスかノーかわからないんですよね、答弁を聞いてもよくわからないんです。慰安婦問題に関する書籍を翻訳すると言っているのか、しないと言っているのか、検討すると言っているのか。検討するんだったら検討すると言ってくださればいいんですけれども、そういう理解でいいんですか。検討するんですか、どうですか。」


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