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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名玉木雄一郎(民主党)

2015/3/10

委員会名衆議院 予算委員会第二分科会


「まず、大臣にお聞きしたいんです。地方創生、今、安倍政権としても力を入れて取り組んでおられます。ローカルアベノミクスとも言われますが、この地方創生というのは、例の第一の矢、第二の矢、第三の矢でいうとどれに当たるんでしょうか。」 「基本的には、民間の事業ですから、民間で投資回収をして自律的に回っていくということなんですが、例えば、地元から、企業から一定の出資金を集める、あるいは地元の金融機関から融資を集めてそういうことをやっていく際に、地域経済活性化支援機構、REVICというふうに略されると承知をしておりますけれども、こういったところが足りない資本を出資して補ってあげたりとか、あるいは、少しリスクの高い部分の、いわゆるメザニンと言いますけれども、劣後ローンのところを少し引き受けるとか、金融的なストラクチャーを組むときに、民間だけではできにくいところを少し後押ししてあげるということが、民間資金あるいは民間活力を喚起しながら持続的な地域経済の活性化につながっていくという意味では、非常に意味があると私は思うんですね。というのは、このREVICさんは、もともとは企業再生支援機構と言って、だめになった企業を再生するということで本来つくられたんですが、途中で法改正がされて、再生事業だけではなくて、むしろ積極的な、活性化事業にも仕事ができるように業務を追加した経緯があると思います。その意味では、今こそ出番であって、民間が中心にやっていくような地域活性化案件にREVICさんが積極的に入っていって、まさに民間の知恵と資金で地域を元気にしていく、こういうことに積極的な役割を果たすべきだと考えますけれども、そもそもREVICは、こういうことはできますか。」 「ちょっと整理をしますと、今るる説明いただきましたけれども、例えば、水族館のような民間事業がありますね。これはまちづくりにも使える、町の活性化にも使える。では、地元の金融機関、香川県だと百十四銀行さんというのが有名なんですけれども、そういったところと組んでそういった事業に対して出融資を行っていくということは、一般論としてできますね。それをもう一度お答えください。」 「最後に大臣にお聞きしたいんですけれども、REVICは、たしか総務大臣も主務大臣の一人に入っていると思います。税金で、一般会計の予算とかでやるのも大事だと思うんですが、ぜひ、民間の努力を応援するような、こういったファンドも積極的に活用して、本当の意味での、第三の矢というか、民間が本当に元気になっていくような応援のあり方を地域創生の中にも明確に位置づけて、総務大臣としても応援、後押しをしていただきたいと思うんですけれども、この点、最後にいかがでしょうか。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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