希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名武井俊輔(自由民主党)
2015/3/10
委員会名衆議院 予算委員会第四分科会
「今、甲南大学の田中貴子先生という先生がいらっしゃるんですが、この前、本を読みまして、「古典がもっと好きになる」というのでありまして、若者には、安倍晴明の陰陽師とか、大変人気があるわけですね。例えば、こういったような、もっと若い人が題材として引き込まれるようなもので、古典の奥深さとか、また、実際の、当時の人の読んでいた読みを音で聞くとかというのもやはり大変意味があると思うんです。こういった意味でも、古典の学習というのも、言ってみれば、今の現状であれば、実際に社会においてほとんど意味をなしていないんじゃないかと、ちょっと言い方は厳しいんですけれども思うのですが、古典学習というものを今後どうしていくか、またどのような工夫が必要なのか、見解を局長に求めたいと思います。」 「せっかくでございますから、大臣も古典教育について思いがございましたら、ぜひお伺いしたいと思います。」 「ですから、もし反省するべき点があるとするならば、過去にこういうふうに使われてしまったということを反省するべきだということは、もちろん、それはそれで必要な言及であるのかもしれないのですが、それはそれとして、やはり神話の扱いというのはもうちょっときちんと捉えていくべきではないかと思います。日本史の中の古代史の教育というのも見ております。教科書は大体最初からあるわけですが、どちらかというと、洪積世とか沖積世の土器の種別とか形状とか、それからまた、何とか古墳群から何という名前の剣と何という玉が出てきたとか、そういったようなことが基本的にあって、それからいつの間にか聖徳太子とかに入っていくわけなんです。卑弥呼とかそっちの方に流れていくわけなんです。もちろん、そういったような古墳とか副葬品の名称を覚えるということも否定はしないわけでありますけれども、やはり、こういった神話教育というものを、このような日本ができる段階できちんと教えておくということが、その後のあらゆる時代の歴史教育の中にも必ず生きてくるというふうに思っております。そういった意味でも、この神話教育をどのように位置づけて臨んでいくかということは大変重要ではないかと考えますが、大臣の見解をお伺いしたいと思います。」 「やはり、地方創生と言われる中で、若い人たちに地域にこれから根づいてもらう、また、東京に来た人に帰ってもらう、そういったようなことをいろいろ考える中で、その地域の歴史とか言葉とかいうものをしっかりとさまざまなステージにおいて教えていく、教え続けていくということは、やはり郷土愛の醸成ということにもなり、大変重要な役割があると思っておりますが、今後どのように取り組んでいかれようとしているのか、見解をお伺いしたいと思います。」