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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名行田邦子(日本を元気にする会)

2015/3/17

委員会名参議院 予算委員会


「先月の財務省の発表によりますと、国の借金、国債と借入金残高が昨年末時点で一千二十九兆九千二百五億円だったということであります。国の借金が一千兆円を超えているということは国民の皆様の中でも広く知られているところだと思っております。一方で、国の負債に対しまして国の資産がどのぐらいあるのかということは、これは余り話題になっていないようであります。そこで、今日は国の資産について伺いたいと思います。まず、財務大臣に伺いたいと思います。国の資産は、バランスシート上、幾らになっているんでしょうか。」 「国の資産が六百五十二・七兆円ということでありますけれども、総理は、この国の資産の規模についてどのように捉えていらっしゃいますでしょうか。」 「パネルを御覧いただきたいと思います。(資料提示)外貨準備高は国の資産の中の二割を占めています。ここで諸外国との比較をしてみました。名目GDP上位二十か国の外貨準備高を多い順に並べました。二〇一三年の外貨準備高の一位は中国で三兆八千八百億ドル、二位が日本で一兆二千六百七十億ドル。アメリカはどうかというと、日本の三分の一強、ドイツは日本の一五%、イギリスは日本の八%程度となっています。これを見ても、日本の外貨準備高の水準というのが高いということが見て取れると思います。そこで、麻生大臣に伺いたいと思います。日本がこれだけの外貨準備高を有する理由についてお聞かせいただきたいと思います。」 「急激な為替の変化に備えてということでありますけれども、それにしても、この規模、一兆二千六百七十億ドルというのは、私はかなり大きな規模ではないかなというふうに私自身は考えております。そしてまた、日本はこれまで円売りドル買いという為替介入を繰り返して行ってきた結果がこの莫大な外貨準備高の積み重ねということになっているかと思います。そして、このドル買いという為替介入をするときに資金調達をどうしているのかというと、それは外国為替資金証券という国債を発行して、つまり、国が借金をして、借入れをして、そしてドルを買っているということであります。そして、今どうなっているかというと、外貨準備高という資産だけではなくて、外国為替資金証券という国債の残高も百十七・四兆円になっているということであります。平成二十五年度末の数字です。私は、これは資産と負債、両方とも過剰だというふうに考えています。そこで、麻生大臣に質問というか御提案なんですけれども、これを減らしてはどうでしょうかということです。何もドル売り介入をするということではなくて、日本は、恐らくこのドルは現金というよりか債券、米国債などで持っているはずです。この米国債が満期になったらば、今まではそれを再投資していましたけれども、再投資せずに円に戻して、そしてその分をこの外国為替資金証券の、この国債の償還に充てれば、いわゆる政府の借金も減るわけです。いかがでしょうか。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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