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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名柿沢未途(維新の党)

2015/3/24

委員会名衆議院 総務委員会


「世界的に見て最も有名かつ影響力のある国際ニュースチャンネルといえば、やはりBBCであり、CNNでありましょうけれども、このイギリスのBBCワールドニュースは日本円にして大体九十億円ほどの予算でやっている、NHK自身のまとめた「NHKの国際放送について」という資料にそのように書いてございます。それに比べて、ここまで十年で千六百九十三億円、つまり、年平均百七十億円投じてNHKの国際放送をやってきたわけですけれども、これまでの国際放送に関して、過去の累積予算額、投資額に対して、十分な投資効果を上げてきたというふうに思っておられるでしょうか。御答弁をお願いします。」 「総務省のNHK海外情報発信強化に関する検討会の中間報告では、そもそもこれは「はじめに」というところに、「BBCやCNN等と比較した認知度等の状況などを鑑みると、一層の充実・強化が望まれる」、こう書いてあります。検討会の委員や関係者などからも、NHKワールドTVは、CNN、BBC、アルジャジーラ、CCTV等と比べて存在感が低い、アジアのBBCのステータスを確保する努力が必要である、こういうふうに意見が記されています。NHKも同様の認識を持っているのかどうか、これは担当理事からお伺いをしたいと思います。」 「浜田経営委員長は、この点について、二百二十五億円、十年間累計千七百億円、それを投じて国際放送を強化していこうというときに、この籾井会長の発言、私は、結果責任として、この国際放送が独立、中立で、見るに値する、こういう印象を世界の視聴者に与えることに逆効果をもたらすものだと思いますけれども、そうした意味で、どう考えられますか。」 「そういう意味で、ただでさえそうなのに、籾井会長の言動があるということで、さらにNHKがある種国営放送のような、そうした存在になっていく、なっているんじゃないかという印象に拍車をかけてしまっているというふうに思うんですね。それが、先ほど来申し上げているように、受信料で投じられる投資に対する効果を損なうんだとすれば、これは経営者として結果責任が問われる、そういう事態だと私は思うんです。籾井会長、御答弁されたそうですから、ぜひお願いします。」 「私は、国際放送強化を行うこと、そしてBBC、アルジャジーラのような評価を得ること、これは、日本の国のある意味ではソフトパワーに資するものだと思っていますけれども、だからこそ、殊さらNHKの国際放送は、国家権力というものとはファイアウオールを設けて、いささかなりともそうしたものの影響を受けているというふうに思われてはいけないものだと思うんです。浜田経営委員長、経営を監視する立場として、その点について、もし御所見があったら、お伺いしたいと思います。」 「この部分についての最後の問いを籾井会長にさせていただきたいと思います。籾井会長は、公共放送というのは何か、NHKのホームページで公共放送とは何であるというふうに書いてあるか、御存じですか。」 「二問目で聞かせていただきましたけれども、籾井会長は、今までの結果責任として、NHKの公共放送としての国内外の信頼をみずからの言動によって低下または毀損させたという認識はありますか。」 「おかしいですよ、それは。私に対する評価って、個人の評価なんて聞いていないんです。経営トップとしてどういう評価を受けていると認識があるか、これを聞いているんですから。答弁していないことになりますよ。」


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