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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名松沢成文(次世代の党)

2015/3/24

委員会名参議院 予算委員会


「次に、財務省は、国産葉たばこ問題を理由にJTの完全民営化に反対をしています。まず、国産葉たばこ問題の定義を教えてください。」 「それでは、国内の葉たばこ農家は、JTの発足時、これ一九八五年、何戸あって、現在は何戸なのか。そしてまた、JT発足時と現在の葉たばこの内外価格差、どう変化したか。教えてください。」 「財務省は、大臣もおっしゃっていました、葉たばこ農家を守らなきゃいけない、でも、そのためには内外価格差があるんだと、これを解消しない限り民営化なんかとてもできないというのが財務省の見解なんですね。でも、大臣、葉たばこ農家はどんどんどんどん減って、もう十分の一になっちゃっているんです。内外価格差は開く一方なんです。内外価格差の解消なんていうのは、これ不可能だと思うんですね。じゃ、どうやってこれ解決していくんですか。これを理由にしている限り、一生、JTの民営化なんかできないんですよ。見解を求めます。」 「ところが大臣、財務省の監督を受けるJTが葉たばこ農家の廃作の募集をしちゃっているんですよ。財務省は生産性を上げて、守らなきゃいけない。しかし、財務省の監督を受けるたばこ会社のJTは、もうこんな高い葉っぱ買わされてはかなわないといって廃作の奨励しちゃっているんですね。これ、財務省の指示なんですか。葉たばこ農家を守るという財務省の方針に反する越権行為じゃないですか。どうなんでしょうか。」 「それでは次に、二〇一一年十月に財政制度等審議会たばこ事業等分科会において、JT自身が「ご説明資料」という要望書を提出しました。その結論である五ページの「弊社要望」というのはどういう内容だったか、読んでいただきたいと思います。」 「もうJT自身が四年前からこうやって完全民営化を要望しているんですね。さて、これを受けて財務省はJTの完全民営化を検討してきたんでしょうか。なぜ一刻も早く完全民営化しないのか、大臣の見解をいただきたいと思います。」 「大臣、是非ともJTを特殊会社で守らなければいけない公益性、公共性、これはどこにあるのか、国民に説得力を持って説明してください。それができない限り、私はしっかりと民営化をする決断をするべきだと思いますが、いかがでしょうか。」


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