希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名大野元裕(民主党)
2015/3/24
委員会名参議院 外交防衛委員会
「大臣も積極的に海外を訪問されて、大変御苦労さまだと思っております。外務大臣、インド訪問の際なんですが、記者からの質問に対して、中印間の、中国とインドの間の紛争地域、インド側の呼び名でアルナチャルプラデシュと言うんでしょうか、これについて、大臣、どのように述べられたんでしょうか。」 「大臣、大事なことは、その後、中国側及びインド側双方に対し、しっかりとこれは説明をし、理解を得るということだと思いますけれども、それはどのような形でどのレベルでなされ、そして先方の理解を得たとお考えでしょうか。」 「その中国ですが、日中韓外相会談が行われました。特に、その共同声明の中で、「歴史を直視し、未来に向かうとの精神の下、三外相は、三か国が関連する諸課題に適切に対処する」と書いてありますが、この意味は、特に「歴史を直視し、」というのはどういう意味なんでございましょうか。これ、中国側から特にこういったことについて、特に日中会談等で、安倍政権、歴史を直視していないとでも言われているんでしょうか。ちょっと教えていただけませんでしょうか。」 「まさに歴史の話をされたので、近い歴史と比較をすると、民主党政権の三年三か月、ここにおられる北澤先生を含めて、総理、外務大臣、防衛大臣、五十回以上、中国、韓国のカウンターパートと会って協議をしています。それでも難しいのが隣国関係であります。現在の韓国、中国との関係、その頃とやはり比較をする必要もあるかもしれませんが、大臣はどのように評価されておられますか。」 「この昨年十一月の四項目の合意について、実は外務省のホームページを見ると、日中の外相会談の中で王毅外相から、両国間の緊密な関係の維持にとって昨年十一月の四項目の合意の遵守が必要であると、重要であると、こういう強調がなされたんだそうです。さきに取り上げたこの見解の相違というのは、この中の第三点目でございます。仮にこれ、双方がこれを遵守する、双方が努力する、そしてこの第三点目の見解の相違があるということを前提とするのであれば、我が方は、これ努力するためには、双方の見解の相違を、これから領土問題に関する見解の相違を、尖閣領有に関する見解の相違を双方は議論をしていくということを意味するんでしょうか。あるいは、それが、例えば王毅外相なり、あるいは日中の首脳会談の前提となってしまうんでしょうか。そこは私とても懸念しているんですけれども、大臣の見解を賜りたいと思います。」