希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名大野元裕(民主党)
2015/3/24
委員会名参議院 外交防衛委員会
「まずもって、シリアにおける邦人人質事件についてお伺いをさせていただきます。このような邦人人質事件に際して、外務省も私は大変御苦労されたと思いますし、我が国が取り得る手段というのは決して多くなかったとは理解をしています。そのような中で、元来、親日的なアラブの世論、これは数少ない我が国が有する手段の一つであったのではないかと思っています。実際、昨年の五月に米国人の人質がISILの手から逃れた際には、別のアラブの勢力に助けられています。ISILによる、そんな中で邦人拘束の画像が出された後、イスラエルにおいて総理が記者会見を行われました。その席上、テレビの画面の横にはイスラエルの国旗がたなびいていたんです。この様子を見たアラブ人は決して愉快なはずがありません。残念ながら、そういったその感情というものは、大変残念ですけれども、根深くあるものだと理解をしています。こういった演出の在り方というか舞台の設定の仕方はアラブ世論を我が国にとって味方に付けることを阻害したのではないかと私は感じていますけれども、外務大臣の見解をお伺いしたいと思います。」 「しかし、先ほど申し上げたとおり、限られた手段の中で我が方が取る演出あるいは舞台設定、これは私、頭使ってやっぱりやるべきだと思うし、実はこの会見、当時、予定時刻から四十五分たしか遅れて行われたと私は理解をしています。そうすると、報道担当の同行者や外務省員、そこで何も感じなかったんでしょうか。そういったその提案、例えばこの会見で旗を遠ざけるのが失礼だとすれば、すればですよ、そこでは二国間関係だけを述べて、その後のぶら下がりで人質に関する話をするとか、私は幾らでも対応の方法はあったんじゃないかと思いますし、それは国際的な慣行を無視することにもならないと思います。そういった意味で、あらゆる手段をとおっしゃるんですから、そこは是非もう一度お考えをいただいて、こういった事件は二度と繰り返してはならないし、とんでもないことをやったのは相手方ではありますが、しかしながら、我が方ができることは全てをするということが外務大臣として支持されるべき立場ではないかと思いますが、もう一度お願いいたします。」 「二月一日、大変残念な結果でお二人の邦人の方がお亡くなりになりました。この同日、総理は声明をお出しになられました。このときの声明、御発言の外国語訳が出されたのはいつですか。」 「私が確認した範囲では、一日以上たった後にホームページに、外務省、出ているんですけれども、それは事実関係と異なりますか。」 「是非、外務大臣におかれましては、この翻訳の問題とか、それから旗の問題とか、これ、ささいなようですけれども、こういったものが、言わば中身よりも、テレビなんかで見ると、一般のアラブ人の人たち、印象で見てしまう場合もありますので、是非そこはお取組を改めていただきたいと思いますが、最後、いかがでございましょうか。」