希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名長島昭久(民主党)
2015/3/25
委員会名衆議院 外務委員会
「先週末、ソウルで日中韓の外相会談が行われました。前回が二〇一二年、ちょうど野田政権、私も補佐官で、一緒に北京に参りました。温家宝総理との間で、東シナ海をめぐってかなり厳しいやりとりがあったのを今でも覚えております。三年ぶりの開催で、ちょっと中身を聞きたかったんですが、先を急ぎたいと思います。その中で、日韓の外相会談をやりました。その日韓の外相会談において、主要な議題、特に日韓の二国間に横たわる主要な議題について、もう少し絞って聞きます。特に岸田外務大臣の方から提起をされた議題はどんなものがあったでしょうか。」 「その中で、私がきょう取り上げたいのは、産経新聞の前ソウル支局長、今、起訴という話がありましたけれども、もちろん、起訴をされたことにも、その起訴事由を見たときに非常にびっくりしましたが、これは長期に出国停止になっているんですね、ずっとこれまでの間。もう七カ月以上、出国できない状態が続いているんですね。この点についてもう少し詳しく、外務大臣の方から尹炳世長官に対してどういうお話をされて、先方はどういう回答をされたのか、伺いたいと思います。」 「大臣、まあ相手の反応はおっしゃらなかった、大臣がどのぐらいの強い口調で尹炳世長官に迫ったのか、それはわかりませんが、これまで七カ月間、外務省として韓国政府に対して、まさに大臣いみじくもおっしゃった、これは司法ではなくて行政処分ですから、どういう働きかけをしてきたんですか。」 「法務省、きょう来ていただいていると思いますが、我が国で裁判を受けている被告、身体を別に当局から拘束されていない、身柄を拘束されていない状況の中で、こんなにも長期間出国を停止するような、そういう法制度、我が国はどうなっているんですか。我が国はこういうようなことはありますか。あり得ますか。」 「日韓が最も大事な隣国関係だとすれば、過去の問題とかいろいろありますけれども、しかし、現在進行の、日本人の身体、移動の自由を奪っているこの状況、外務大臣、不退転の決意でこれを解決するとこの外務委員会の場でお約束ください。」 「最後に、この点で伺いたいんですけれども、先日、自民党の大実力者である二階総務会長が、千数百人の日本の、企業関係者かどうかわかりませんが、連れて韓国を訪問しているんです。ちょうど二月十三日なんですよ。そして、にこやかに朴大統領と会談されているんですよ。しかも、安倍総理は、メッセージを託しているんですよ、二階総務会長に。日本国民はみんな心配している、自由に日本に渡航し家族と会えるようになることを望む、これを伝えたことになっているんです。そのときに、外務大臣、ここから大事、朴大統領はこう言ったというんですよ。問題は司法の場に移っており、司法の判断に委ねるしかない。これは事実誤認ですよね、外務大臣。いかがですか。」 「これは本当に行政処分ですから、しっかり、外務大臣からもそうですし、日本政府全体、きょうは副長官がお見えですから、副長官にも一言伺いたいと思います。この点について、本当に速やかに、日本政府として、韓国政府に対してきちっと行政処分の撤回を求めていただくこと、お約束いただけますか。」