希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名玉木雄一郎(民主党)
2015/3/26
委員会名衆議院 安全保障委員会
「残りの時間、AIIB、いわゆるアジアインフラ投資銀行について質問したいと思っております。報道は幾つかなされておりますけれども、私は、この間のこのAIIBの構想をめぐる中国の動きというのは外交的に極めてやはり巧みだったなというふうに思います。このアジアインフラ投資銀行の動きについて、先日、国会での答弁で、麻生大臣は、まず、中国からのアプローチに関して、財務官とか国際局長のレベルで話し合いがあったとの趣旨を述べていますけれども、改めて確認しますが、これは事実なのか。中国側からどのような形で参加要請を受けたのか。改めて、事実だけ端的に教えてください。」 「参加要請はありましたか。」 「詳細説明があっただけで、要請については、ではなかったという理解でよろしいですね。」 「これは麻生大臣の三月二十四日の財金委員会での答弁なんですが、参加の要請があったのは中国からでありますというふうに答えているんですけれども、では、これは、大臣の答弁と今お答えになったことは違うということでよろしいですか。」 「外務大臣にお伺いしますけれども、二十一日に行われた日中韓の三カ国の外務大臣会合の場で、このAIIBの話は出たんでしょうか。中国側から、何らかの説明及び参加要請はございましたか。」 「大変慎重な姿勢だというふうに、いろいろ報道ぶりを見ていると理解しているんですけれども、三月末の期限の中では、日本としては今月末までには参加表明はしないという理解でよろしいですか。」 「外務省にもお聞きしましたけれども、単なる金融のどうのこうのという話ではなくて、安全保障も含めた、それはやはり、アジアの秩序に対する、どちらがどうイニシアチブをとるのかという、私は、ある種のこれは挑戦だと思います。特に、戦後まさに今七十年ですけれども、いわゆるブレトンウッズ体制というようなもの、あるいはワシントン・コンセンサス、そういった秩序に対する、私は、これは非常に無視しがたい大きな流れを中国がつくろうとしていることは事実だと思いますね。その意味で、もう時間がないので最後にお伺いしますが、アメリカ側の意向であります。アメリカについては、極めて慎重だというふうに理解しておりますけれども、一方で、少し柔軟にそれを捉えていこうというような発言もあるやに聞いておりますけれども、日本として、アメリカがAIIBに対してどのような方針で臨んでいるのか、どのように認識しているのか、日本の、アメリカ側の認識についての理解、これを、大臣お答えいただけますか。」