希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名玉木雄一郎(民主党)
2015/3/26
委員会名衆議院 安全保障委員会
「先般、総理が我が軍という言い方をして国会で答弁をされたということであります。このことについていろいろなことが取り上げられていますが、まず、これまでの理解で、自衛隊というのはいわゆる通常の軍隊ではない。これは、資料の五にもありますけれども、例えば平成十八年十二月一日の、質問主意書に対する安倍内閣の答弁書にも、「通常の観念で考えられる軍隊とは異なるもの」というふうにされていますけれども、なぜ自衛隊は、通常、国際的に言われる他の軍隊とは異なるものと言われているんでしょうか。その異なる理由を教えていただけますか。」 「私があえてこれを質問しているのは、これから安保法制の議論がありますけれども、新三要件、新三要件の三番目の要件です。ここには、私の理解では、依然として、必要最小限度の実力を行使するということが新三要件のもとでもやはり課せられていて、その意味では、これまでの、憲法上自衛のための必要最小限度を超える実力を保持し得ない等の制約、これは、自衛というのが集団的自衛なのか個別的自衛なのか、ここは、それぞれ各党、各政治家によって考えは分かれると思うんですが、少なくとも、我が国現行憲法下における自衛のための必要最小限度を超える実力を保持し得ない等の制約が課せられている、あるいは課せられ続けるということについては、ある意味、通常の概念で考えられる軍隊とは異なるという理由はこれからも維持され続けるのかなと理解しているんですけれども、これでよろしいんでしょうか。」 「ですから、例えば、国際の平和と安全のために自衛隊を派遣する場合においても、警察比例の原則とか、あるいは均衡性の原則とか、そういったものは多分きちんと維持されると思いますし、自己保存だけではなくて任務遂行のための武器使用とか、少し拡大するようなことがいろいろなことで議論されますけれども、この大原則、一定、つまり制約された自衛権であるということについてはこれからも変わらないという理解であれば、余りそれを飛び越えているようなイメージを与えるような、我が軍というような言葉は、これは総理が使われた言葉なんですが、特にこれから安保法制を議論していくということを国民に対して正確な御理解をいただくという観点からも、やはり少し、私ははみ出た発言だったのかな、もう少し慎重に言葉を選ばれた方がよかったのかなというふうには思いますけれども、防衛大臣、いかがでしょうか。」