希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名東徹(維新の党)
2015/3/26
委員会名参議院 経済産業委員会
「次に、再生可能エネルギーの推進についてなんですが、再生可能エネルギーの中でも水力発電を更に推進していくことができるのではないだろうかというふうに強く思っておりまして、二〇一三年度では再生可能エネルギーの発電比率はイギリスやアメリカ並みの一〇・七%ですか、そのうち八・五%が水力ということなんですね。太陽光や風力などは二・二%にしかすぎないということで、資源エネルギー庁の資料を見させていただきますと、発電量三万キロワット以上の大規模水力発電には、出力ベースで八四%以上が開発済みというふうに言われておりますが、国土交通省所管のダムにおいても、既設ダムのかさ上げによって発電量の増加を図ったり、ダムの管理用発電の新規導入などを進めているということであります。このような動きのある中で、まず既存設備の更新や未発電ダムの新規発電の開始、こういった大規模水力発電についてどのように促進していこうというふうにお考えなのか、まずお聞きしたいと思います。」 「水力発電の中でも揚水発電でありますが、我が国の揚水発電の設備容量というのは、二〇一〇年で世界第一位の二千五百三十七万キロワットでありまして、原発二十五基分に相当するわけでありますが、設備利用率でありますけれども、二〇一〇年では三・八一%、二〇一三年では二・九七%と、十分に活用できていない状態にあります。揚水発電はこれまで、夜間の余剰電力で水をくみ上げて、電力の需要の増加する昼間に発電をするという運用をしておりますけれども、太陽光発電の導入によって、出力変動への対応として、昼間に水をくみ上げて夜間に発電するなど、一日の中での発電量の分散が図られます。揚水発電の拡大を進めるべきというふうに考えますが、見解をお伺いしたいと思います。結構ほかの国では設備利用率というのは非常に高いんですね。日本は非常に低いという、こういう現状になっておりまして、この点についても併せて見解をお伺いできればと思います。」 「中小水力発電について次にお伺いさせていただきます。発電量三万キロワット未満の中小水力発電については、環境省の資料によりますと、既に九百五十万キロワット程度導入されているというところですけれども、今後開発が可能な導入ポテンシャルは、河川で八百九十八万キロワット、農業用水三十万キロワット、合わせて九百二十八万キロワットというふうに推計をされております。一方で、資源エネルギー庁の資料を見ますと、中小水力発電について、自然・社会環境上の障害を解決可能とした増加発電量は二百六万キロワットというふうに見込まれておりまして、両省の数字に大きな差があります。この差についての理由をお伺いしたいと思います。また、中小水力発電は、地域密着のエネルギーでありまして、地域活性化や雇用促進に有効というふうに考えますが、どのように活用を進めていくのか、お伺いしたいと思います。」