希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
Warning: Undefined array key 12 in /home/kiboucollege/kibounippon.jp/public_html/kri/index.php on line 173
議員名和田政宗(次世代の党)
2015/3/26
委員会名参議院 国土交通委員会
「平成二十三年七月の国による通知、これは数十年から百数十年に一回の頻度の高い津波について防潮堤等で総合的に防ぐようにというものですが、この通知の基になった中央防災会議の中間取りまとめでは、比較的頻度の高い一定程度の津波高に対して引き続き整備を進めていくことを基本とすべきとは述べていますが、一方で、海岸保全施設等の整備の対象とする津波高を大幅に高くすることは、施設整備に必要な費用、海岸の環境や利用に及ぼす影響などの観点から現実的でないと述べています。この中間取りまとめは、防潮堤の高さが高くなることへの警鐘を鳴らしており、すなわち頻度の高い津波に対して防潮堤等で防ぐにせよ、十四メートルを超えるような防潮堤の高さが設定されることを想定していないと考えます。国の考えとして、中央防災会議の中間取りまとめは防潮堤の高さが現在のように異様に高くなっても仕方ないと言っていると判断しているのか、お聞きします。また、中間取りまとめをどのように読み解き、国の内部での議論、決定を見て、この通知が出されたのか、お答えを願います。」 「次に、防潮堤の高さなどを定める宮城県の海岸保全基本計画の変更案について聞きます。これは、既に着工された防潮堤が幾つもあるのに、これからそれらの着工した防潮堤が要件を満たすように海岸保全基本計画を変更するということですけれども、これ海岸保全基本計画の趣旨からいっても手続上瑕疵があるのではないかというふうに思います。このようなことがまかり通れば海岸保全基本計画は意味を成さず、県が自由に海岸の形を変えた後に海岸保全計画を変更するということが可能になります。今回の防潮堤着工後の海岸保全基本計画の変更について、国はどのように考えますか。」