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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名野田国義(民主党)

2015/3/26

委員会名参議院 総務委員会


「ところで、この予算はどこから捻出されているんですか。」 「昨年の三月と本年度、使われているということですが、これは、じゃ、予算を分けて支払なされているんですか。」 「ちょっと聞こえなかった。最後、何ですか。」 「いやいや、それで結局、月ごとに請求が来ているわけ。じゃ、月ごとに契約をしたわけですか、これ。どういう契約になっているんですか、契約は。」 「その支払の方法が何かおかしいですよね。そうでしょう、毎月とか。普通、予算があって、このくらい予算で。あるいは、これは競争入札で当然やったんですよね。どうですか。」 「いやいや、弁護士の支払は、そういうこと、私も経験ありますけれども、今回は違うじゃないですか、弁護士ということじゃなくて、ちゃんと委員会をつくって、そしてちゃんとまとめてくださいと、提言をしてくださいということでしょう。だから、当然そこには幾らという予算があって始まるんですよ。だったら、そんなことを言うなら、毎月ずっと延ばしていけば幾らでももらえますよ。そうでしょう。ずっと延ばしていけばいいじゃないですか、一年ぐらい、そしてトータルで。そんなことが、またずさんじゃないですか、NHK。」 「そんな支払、聞いたことありませんけどね。それは弁護士に払うのは違いますよ。しかし、今回は弁護士というよりも、ちゃんと調査委員会を立ち上げているじゃないですか。そして、ちゃんとしたガバナンス、どうしたらいろいろな事件等が起こらないような、そういう成果物を求めていたわけでしょう。それはちょっとやり方としておかしいと思いますけどね。どうですか。」 「それまた疑惑が高まるんじゃないと。いやいや、そんなのおかしいじゃないですか。そんな個人の、個人でしたの。そしてまた、小林弁護士と籾井会長一対一の契約なんですか。それこそ疑惑がどんどんどんどん深まりますよ。そんなのおかしいよ、そんなの。そんなことができる、おかしいですよ。じゃ、過去にそんなことがあったの。」 「そうすると、だから、小林弁護士にじゃ、支払ったならば、ほかの方々にはどれだけ行ったのか全く分からない。だから、お友達と言われてもね。そうじゃないですか。安倍総理の訴訟のときの弁護代理人を務められた小林さん、そしてユニシスの顧問弁護士であったと。国民が納得するわけないでしょう。どうですか。」 「ですから、その内訳は全然ないんですか。」 「それで、何でこの小林弁護士を選ばれたのか、その経緯を聞きたいと思いますけれども。」 「それでは、これ、じゃ、誰が選んだんですか、籾井会長ですか。」 「それは本当ですか。籾井さんが指名したんじゃないんですか、会長が。違いますか、会長。」 「最初に言いましたように、通常でしたら競争入札をやると。ただ、私も、こういう類いのものはその方の能力でやりますから、随契ということは致し方ない部分もあろうかと思います。しかしながら、随契をやるからには説明責任がしっかり果たされなければいけないということなんですよ。ただ単に、お友達だったから、知り合いだったからということだけじゃないですか。会長、どうですか。」 「もう一度、これ説明してください、その経緯を。どういうことで小林弁護士との契約に至ったのか。」 「そうそう、今ちょっと声も出ておりますが、昨日も、公私混同、おとといか、いろいろと論議させていただきましたけれども、そういった関係のあるところはなるべく避けるんですよ。それが公という、国民放送の使命なんですよ。何かそこの辺りのところを、NHK側は非常に、また会長始め、ガバナンスと申しますか、その辺りの対応が欠けているんじゃないかなと、そのように思うんですね。そして、かつ随契をやったならば余計に、幾ら支払ったかぐらいいいでしょう、言っても。放送料ですよ、受信料ですよ。」


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