希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名(※)馬淵澄夫(民主党)
2015/3/27
委員会名衆議院 経済産業委員会
「さて、では、太陽光、風力はベースロードではないということで、エネ基でもそこはベースロードとは記されていません。しかし、太陽光、風力というもののベースロード的な運用の可能性はないのかということについての議論を少しさせていただきたいと思います。まず、大臣、今申し上げたような需給見通しの中で、太陽光、風力発電については、実は明確な見込み量というのが示されておりません。これにつきまして、なぜ太陽光と風力の導入量の見込みを明確に示さなかったのか。その他はあるんですよ、その他の再生可能はですね。これはなぜなんでしょうか。お答えいただけますか。」 「その上で、太陽光、風力というものをどのようにベースロード的な運用で行うかということなんですが、一つ、揚水、この発電の活用が挙げられると思います。これは事務方に、答えだけで結構です。我が国の揚水発電所の合計出力というのはどれぐらいでしょうか、お答えください。」 「その上で、揚水発電設備の利用率、設備利用率はどれぐらいでしょうか。端的な答えで結構ですので、事務方でお願いします。」 「大臣、今後、再エネは変動するエネルギーだというふうに言われますが、こうしたものの組み合わせによって、いわゆるベースロード的な運用というのは可能になるんです。大臣、揚水発電を、原発のバックアップではなくて、原発の必要なインフラではなくて、再エネに、出力変動がある太陽光、風力などの調整に活用していくという考えはおありでしょうか。いかがでしょうか。」 「我々政権時代に、蓄電池戦略というのを策定いたしました。これは、分散電源の核となる重要技術と位置づけて、原発依存度を低減して、かつ化石燃料依存度を下げるべく、再生可能エネルギーや蓄電システム等にエネルギー構造の重点を大きくシフトしていくという方向性を打ち出したものであります。これは現政権においても変わりないものだというふうに私は認識しております。こうした状況で、予算もつけていただいているということであります。今申し上げた蓄電池の戦略を踏まえながら進めていくということと、さらに、系統の広域運用、これに関しては、お配りした資料の3のところをごらんいただきますと、系統の資料ということで載せておりますが、例えば、系統の運用のところは、東京と東北、ここについては広域連系というのが可能なインフラがございます。したがいまして、こうした広域連系のところをうまく使えば、系統運用で今申し上げたようなベースロード的な運用というのは可能になっていく、東北は特に風力のポテンシャルの高いところでありますから。今申し上げたような蓄電池を初め広域の系統運用、これらを合わせてベースロード的な電源の扱いができるということ、あるいはそのことに取り組みをするということについては、大臣、いかがお考えでしょうか。」