希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名大沼みずほ(自由民主党)
2015/3/31
委員会名参議院 厚生労働委員会
「昨年秋、私も千鳥ケ淵戦没者墓苑にて行われた奉仕会主催の秋季慰霊祭に厚生労働委員会の理事として参加させていただきました。戦没者の、無名戦士の墓として今存在しているこの千鳥ケ淵墓苑でございますけれども、千鳥ケ淵の戦没者墓苑の性格はどういったものなのか、また、厚生労働省が千鳥ケ淵戦没者墓苑でどのような行事を行っているのか、そして、各事業についてより多くの方に来ていただけるようにするためどのような取組をしているのか、伺いたいと思います。」 「私も、千鳥ケ淵の近くの学校に十二年間通わせていただきましたけれども、いろんなこういったイベントに近くの学校の方に声を掛けて、やはり若い世代に特に参加いただくことが私も重要ではないかなというふうに思います。また、この桜が咲く時期に多くの方が千鳥ケ淵まで足を運んでくださるわけですが、なかなかこの戦没者墓苑までは来ていただけていないのではないかというふうに感じています。こうした時期に、戦争を風化させないように、パネル展や語り部の会を開くなどのイベントを行って、そこに、千鳥ケ淵に、戦没者墓苑に来ていただくようなことはできないかと。ちょっと今日お手元に配付する時間がなかったんですが、実はこの昭和館の方は、大体平均して一月、二月、三月は二万人から二万五千人の来館者数ですが、四月は六万人の方が来てくださっています。これだけ、倍以上の方が昭和館に来る、これは、お花見に来て、そして昭和館も行こうという方々であります。でありますので、やはりこうした、敷地も結構広いですし、パネルを置くとかそこでのイベントを行うことで来訪者を増やせないかと思うんですが、それに対して厚生労働省のお考えをお聞かせいただければと思います。」 「千鳥ケ淵戦没者墓苑で行われておりますこの御遺骨の引渡式は、冬場に行われる、一月、二月、三月なども実施されているわけでありますが、戦没者の御遺族が高齢化されている中で、こうした冬場の寒い時期に行われるこの引渡式において、御遺族の負担を軽減するために今現在厚生労働省が行っている取組についてお聞かせいただければと思います。」 「今現在でも様々な取組をしていただいていると思いますけれども、御遺族の方から、特にこの冬場は大変つらいという御要望をいただいている中で、私も山形県選出の議員ですので、例えば、高速道路の開通式などは寒いところで行われるんですが、かなり防寒に対しましては、前はビニールで透明ので見えるようになっているんですが、後ろはかなり大掛かりなテントで、かつ、ストーブも万全なものを置いて、外に出た十分ぐらいテープカットのときに我慢すれば後は暖かくて済むというぐらいの仕様のものがございます。やはり、特に御遺族の方々にとって、そこで一時間ぐらい行われる引渡式の中で、十分な防寒対策というものは、これから特に高齢化が進む中で、平均年齢も七十代から八十代後半に移っている中でしっかりと講じていただきたいと思うんですが、厚生労働省のお考えをお聞かせいただければと思います。」 「最後に移ります。やはり、この千鳥ケ淵の戦没者墓苑で行われております拝礼式、また御遺骨の引渡式について、現在は余り広く周知されていないのかなというふうに思っております。実際、私が秋の秋季祭に参加したときも、政党の代表以外で参加した国会議員は私一人だけでございました。そうした意味で、多くの方に来ていただいてこれを継承していく意味でも、全ての政党の国会議員に呼びかけるとともに、今年は戦後七十年の節目でもございますので、マスコミ等にも周知を行って、その瞬間の、引渡式自体がニュースにならなくても、それを使った例えばドキュメンタリー制作の一部でも使っていただくというようなことでも周知度が上がっていくと思います。一般の方々へ、また多くの国会議員に参加いただくための対応を、広報の部分でございますが、どのような対応をすべきか、また、こういったことに対する今後の厚生労働省の取組についてお伺いいたしたいと思います。」