希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名野田国義(民主党)
2015/3/31
委員会名参議院 災害対策特別委員会
「一刻も早い捜索をお願いをしたいと思うところでございます。今言いましたように、阿蘇山の方、視察、調査をさせていただきましたので、これに関連いたしまして幾つか質問をさせていただきたいと思います。まず一点目は、営農について質問をさせていただきたいと思います。現在も活発な火山活動が続いておりまして、千メートル級の噴煙も断続的に続いており、降灰についても、熊本県にとどまらず、宮崎県などに広範囲に及んでいる状況がございます。この降灰によりまして、日照の不足、降灰除去対策、農作物の育成不良の品質低下などが起こっておるということでございます。それで、現地の農家の方々に聞きますと、やっぱりこれがいつまで続くか分からないということ、このことが農家にとっても非常に大きな問題のようでございます。ですから、作付けの問題が当然これ春ということになりますと出てくるわけでございまして、是非とも、こういった、皆さん、国の支援をお願いをしたいと思いますが、この防災営農施設設備計画に基づく事業の実施に当たりましては、農作物の被害が、平均総収入額に対する被害額が一〇%以上になれば認められるということなんです。それで、この基準の緩和、あるいは柔軟な対応がこの農業に対する支援と申しますか、になるんじゃなかろうかと思うところでございますけれども、よろしくお願いしたいと思います。」 「引き続きまして、この降灰が健康にも大きな影響を与えるということでございまして、このことについて質問させていただきたいと思いますけれども、今回訪問いたしました高森町ですか、冬でございますので阿蘇山の風下になるために特に火山灰が降り続くということでございまして、防じんのマスク、あるいはゴーグルを町内の小中学校に配付するなどをされているということでございます。児童の健康対策が非常にこれ問題ではなかろうかなと、改めて現地に行って思ったところでございますけれども、そしてまた、健康相談なんかもいろいろおやりになっているようでございますけれども、熊本県の要望書の中にもこの健康対策が書いておりまして、火山灰等が健康に与える影響に関する調査研究の実施や特別健康診断の実施が盛り込まれているということでございます。これ、当然、県の方もやっていただかなくちゃいけない、あるいは市町村もやらなくちゃいけないということでございますけれども、何よりもやっぱり国の支援というのもこの健康に対して非常に必要だと思いますけれども、国としてどういう支援をしていただけるのか、御答弁をお願いしたいと思います。」 「次に、学校施設に関する降灰の防除事業の拡充についてということで質問をしようと思っておりましたけど、馬場委員の方から質問をされました。それで、私、学校関係については二分の一ですか、補助率で出るわけでございますけれども、公民館や図書館、博物館、いわゆる社会教育施設あるいは社会体育施設ですね、これが国の補助制度がないということでございます。もちろん熊本県からも御要望があったわけでございまして、社会体育施設とか教育施設についても、学校と同じような補助制度、支援制度があってもいいんじゃなかろうかなと、そのように思っているところでございますけれども、政府としてどうお考えになっておるのか、お答えいただきたいと思います。」