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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名(※)鈴木克昌(民主党)

2015/3/31

委員会名衆議院 財務金融委員会


「今回、たばこ税の見直しが行われたわけであります。たばこに係る課税の歴史というのは非常に古くて、明治初期までさかのぼるというふうに伺っております。主として税収確保といった目的で税率引き上げが行われてきたということのようでありますが、最近の改正で、平成二十二年にあったわけでありますけれども、このときは、国民の健康の観点からたばこの消費を抑制するという目的で税率引き上げを実施したわけであります。この改正によって、代表的な銘柄の小売価格は百円以上の値上がりとなったわけであります。当然、その裏返しで販売数量がどうなるかということなんですが、数値を見てみますと、若干減少傾向にあるものの、その減少幅というのは縮小して、税収も安定的に推移をしているということのようであります。つまり、たばこ消費の抑制といった税率引き上げの目的と税収確保という課税本来の機能とは、おおむねバランスのとれた状態にあるというふうに言えると思うんですね。そこで、今般の改正は、WTO協定等の内外無差別原則の遵守を確実なものとするためという理由で、一部のたばこを対象として税率を引き上げる内容になっております。まず、この改正理由について、改めて具体的な御説明をいただきたいと思います。」 「今回の改正理由は御説明をいただいたわけでありますけれども、私が申し上げたいのは、いわゆる旧三級品のたばこというのは特別の配慮がされてきた。それは何かというと、主として高齢者を中心として長年親しまれてきたというところでありまして、前回の引き上げ後は、高齢者だけではなくて、いわゆる経済的に余裕のない学生などの喫煙者もこの旧三級品に流れておるというふうに聞いておるわけであります。そういうことでいきますと、高齢者や経済的弱者といった方々のささやかな楽しみまで奪ってしまうというような増税はやはりちょっと違和感を感じるわけでありますが、麻生大臣、このことについて大臣はどのような御所見をお持ちでしょうか、お尋ねいたします。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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