希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名長島昭久(民主党)
2015/4/1
委員会名衆議院 外務委員会
「わあっと今いろいろミッションをおっしゃったんですけれども、もう少し焦点を絞って伺いたいと思うんです。そもそも防衛駐在官の役割というのは何かと伺いたいと思うんです。いろいろな方と話していると、シリアのISの事案のあった後、防衛駐在官の増員という話が出たので、何か防衛駐在官が在外公館とかあるいは日本人学校とか、そういうものを守ってくれるのではないかというような誤解をしている向きもあるんです。それから、今少しおっしゃいました、部隊の安全を確保するとかあるいは軍事的な情報を収集するとか、こういうことはあると思うんですけれども、まず治安ですよね、テロ対策というのは。特に、邦人保護とか邦人の安全確保というと、まず警察や治安組織との情報交換、情報分析、これが大事だとは思うんですけれども、そういうものと防衛駐在官というのはどういう関係があるのかないのか、ここをちょっと焦点を絞ってお答えいただけますか。」 「大臣に伺いたいんですけれども、今聞いていただいたように、防衛駐在官の収集する情報というのは、偏りがあると言うとちょっと語弊がありますけれども、軍事的な、国防コミュニティーの中のいろいろな情報なんですね。もう一つ大事な情報は、現地の法執行機関あるいは警察、治安当局、こういうところとの交流によって得られる情報。この情報を邦人とかあるいは日本の企業とかそういうところと共有してその身を守っていただく、あるいは危険な情報があったらアラートを出す。これは大事な二本柱、情報収集、分析の二本柱だというふうに思うんですけれども、そういう中において、外務省の果たす役割について大臣から御答弁をいただきたいと思います。」 「先ほど私は、防衛駐在官が武装して大使館や大使公邸を守っているわけではない、そういうふうに考えているのはちょっと誤解だということを申し上げたんですけれども、それでは、大臣、在外公館や公邸を物理的に守っているのは誰でしょうか。」 「いや、大臣、在外公館の役割は先ほどの御答弁でよくわかっているんですが、在外公館や大使公邸などを物理的に守っているのは誰ですか。」 「政府の機関だけですか。」 「大臣、実は一昨年の四月にも、私、安保委員会で大臣にこの警備体制のことを伺ったことがあるんです。そのときに大臣は、確かに在外公館というのは大事な拠点である、邦人の保護、日本企業の安全確保、これは国にとって極めて重要だ、こういうふうにおっしゃった。その後、ただ、「財政等、大変厳しい環境の中でありますが、国として何を優先するべきなのか、めり張りをつけ、最大限努力をしていかなければならない課題だ」、こうおっしゃった。張りはいいですけれども、ちょっとめりは、これだけ厳しい外部環境において、簡単にめりをしていただいたら困ると私は思うんです。シリアのISの事案を受けて、大臣から、在外公館に対して、物理的に警備を行う人員の補強をしなさいというような指示は出していただいたんでしょうか。」