希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名(※)江口克彦(次世代の党)
2015/4/7
委員会名参議院 内閣委員会
「お手元のお配りしたBNCTという資料を見ていただきたいんですけれども、これは筑波大学の熊田教授が作成をした資料でございますけれども、参議院の本会議におきまして決算質疑でも安倍総理に私直接御質問させていただきましたけれども、今この筑波大学が取り組んでいるホウ素中性子捕捉療法、BNCTと言いますけれども、ここ二、三年で実用化できるというように研究開発が進められているわけでございます。このBNCTは、これまで治療が難しかった、二枚目のところを見ていただいてもお分かりになると思いますけれども、難しかった再発がんに対しても治療ができるというほかに、従来の治療法より患者への負担が非常に軽いというメリットがあるわけでございます。がん患者の希望とも言えるこのBNCTの研究というのは、世界の中でも日本が独走しているわけでございます。私も実際視察に行ってきました。前の稲田大臣も行っていただきました。そういうことで、国はBNCTの実用化を強力に支援していくべきだというふうに私は思っているわけでございますけれども、このようなBNCTの研究など医療を含む最先端の科学技術の研究開発については、私は十分な予算措置というものあるいはまた予算確保というものが必要ではないかというふうに思うんでございます。そこでお伺いしたいんでありますけれども、このようなBNCTの研究を始め最先端の科学技術の研究開発については十分な予算確保が必要だというふうに私は思っておるんですけれども、来年度予算案では十分な額が計上されたというふうに思われておられるのかどうか、山口大臣と甘利大臣にお伺いしたいと思います。」 「この頃の、ちょっと余談になって恐縮ですけれども、日本の企業が、言ってみればアメリカ式、アメリカ的経営を取り入れたために、もう目先ばっかり追いかける、利益ばっかり追いかける、だから長期的な投資というものをしなくなった、その結果がこの日本の企業の非常に一時は輝くような状況が今のような状況になってしまったと。それと同じことが言えるわけですね。要するに、短期的な結果ばっかり追いかけていくということでは、やはり本当の研究開発、そしてその成果というものは得られないんじゃないかというふうに思います。だからこそ、目先の成果あるいはまた実用化にとらわれずに、必要と認められる研究開発事業には継続的に十分な予算措置をしなければならない。今いろいろと、その金額は、予算は考え方によって様々であるというふうに言われましたけれども、継続的に十分な予算措置をしなければならないということからすると、そのためには基金をつくるというような手法もあるのではないか。例えば、最先端がん治療研究推進のための基金を私は設立するというようなこともお考えいただいたらどうかということを提案させていただきたいのですけれども、山口大臣、また甘利大臣のお考えをお聞かせいただきたいと思います。」 「先ほど甘利大臣も言われましたけれども、AMEDが創設されました。日本医療研究開発機構ということですか、四月一日に。このAMEDというのはどのような機構なのか、大臣、ちょっと御説明いただけませんでしょうか。」