希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
Warning: Undefined array key 12 in /home/kiboucollege/kibounippon.jp/public_html/kri/index.php on line 173
議員名杉ひさたけ(公明党)
2015/4/7
委員会名参議院 環境委員会
「残りの時間で、フロンガスの問題につきまして何点か質問をしたいと思います。一昨年の平成二十五年六月にフロン回収・破壊法が改正されまして、名称をフロン排出抑制法と改めまして、今月一日から全面施行とされたところでございます。この改正法では、フロン類のライフサイクル全般にわたる排出抑制を図るため、第一種特定製品からのフロン類の回収、破壊だけでなく、第一種特定製品のユーザーによる機器の管理の適正化や、フロン類及びフロン類使用製品のメーカー等によるフロン類の使用の合理化を求めると、こういうことになっております。そこで、当時の議論を振り返ってみますと、フロンに関する事業に対する国の予算措置が少ないことが指摘されておりまして、予算の充実を図るべきであるといった意見が当時の環境委員の皆様から出されていたようでございます。そこで、環境省に確認をしますが、フロン排出抑制法の施行元年ともなります平成二十七年度予算におけるフロン類に係る事業への予算措置はどのようになっているのか、また、平成二十五年の法改正以降、予算措置の充実は図られているのかということを伺いますとともに、この全面施行までの間に環境省は各事業所に対してどのような周知徹底を行ってきたのか、併せて確認をいたします。」 「続いて、フロンガスの回収について伺いたいと思います。二年前の法改正の際にも問題となっていたのがこの回収率が低いということでありまして、当時の資料でも、過去十年間で廃棄時回収は三割程度にとどまっていたということがございます。これが、この回収率の向上こそがこのフロン排出抑制法における一つの課題でありました。そこで、環境省に確認しますが、フロンガスの回収率向上に向けた具体策と今後の見通しについて確認をいたします。」 「フロン廃絶に向けたロードマップといいますか、具体的な将来目標を示すことは大変重要であると思います。この法改正のときにはこの目標を明確に明記することはできませんでした。やはり、確実な排出抑制のためにもフロン類の将来的な廃絶や排出削減に向けた具体的な工程を国としては何らかの形で示す必要があると思いますが、環境大臣の御見解と、フロン削減に向けた決意についてお伺いをしたいと思います。」