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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名大野敬太郎(自由民主党)

2021年2月25日

委員会名衆議院 予算委員会第四分科会


「続きまして、質問をちょっと変えさせていただきたいと思いますが。これは、変えさせていただくといっても、科学技術政策についての中の話でありまして、先ほど、二つの要素がある、一つはサステーナブルだ、もう一つは国際秩序だと申し上げましたけれども、この後段に移りたいと思います。一つ目は、まさにシンクタンクの機能の話であります。今、コロナ、冒頭お話を申し上げましたけれども、コロナ以外の感染症、あるいは気候変動とか、結構、社会課題というものが大規模で複雑多様化しているということでありますので、コロナもそうでありますけれども、決して政治という側面だけで解決できない。一方で、専門家と言われるアカデミアだけで解決できるかといったら、それもできない。やはり、その両者が組み合わさったような知恵を出していく、ここが一番ポイントなんだと思います。まさに、よく言われる、トランスサイエンスの時代に突入していったんだということなんだと思います。政治というのは、やはり、どういう機能かといったら、みんなで決めたんだという側面、一方で、アカデミアというのは、正しいからこうしようと。この二つの組合せというのは非常に重要になってくるんだと思います。そういった意味で、政府も、我々政治も、アカデミアからの助言というのは極めて重要な時代になっているんだと思います。その上で、では、そのアカデミアはどういう助言の機能が求められるのかというと、当然でありますけれども、しっかりとその課題を分析していただける、更に言えば、その課題解決に向けて具体的などういう技術があるのかとか、どういう仕組みがあるのか、これをしっかりと提言を継続していただける、これは当然のことなんですけれども、もちろん政府から当然独立していないといけない。何か政府の言うことに倣って提言するとか、これは困るわけでありますが。一方で、一番問題なのは、政府とか政治が持っている課題や制約、予算もそうですし、人員もそうですし、体制もそうでありますし、国際関係もそうでありますが、この前提が全く共有されずに、ある種好き勝手に提言されるのは結構困るわけでありますので、この前提を共有いただけるような機能がまさに必要でありまして、それはどこかというと、やはりシンクタンク機能しかまずはあり得ないんだと思っております。そういった意味で、今政府の中でシンクタンク機能を具体的に検討されていらっしゃると伺っておりますけれども、早急に立ち上げてしっかりと運用していただきたいと思ってございますが、この点、是非御答弁を賜りたいと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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