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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名(※)馬淵澄夫(民主党)

2015/4/15

委員会名衆議院 経済産業委員会


「一方、前回、質疑の最後に私は少し提言を申し上げましたが、四月三日に環境省から調査報告が出ました。当時まだ出ておりませんでしたが、四月三日に環境省から二〇五〇年再生可能エネルギー等分散型エネルギー普及可能性検証検討委託業務報告書というのが報告されました。ここで、二〇三〇年時点の再エネ導入量に関しては、二〇一〇年ベースで最大三五%相当の再生可能エネルギーで賄うことが可能とする試算が示されております。さて、こうした中で、この審議会でもちろん今議論をされているわけでありますが、これに関して、大臣は会見で発言されておられますね。四月七日の閣議後の会見で、今回の試算が環境省内においてもどういう位置づけになっているのか正直よくわからない、このように述べられ、内容についても、系統制約の技術的な制約やコスト面の課題など実現可能性について十分考慮されていない、こう発言されています。そして、今検討しているエネルギーミックスについては、組み込むことはできないものであろう、このように発言されていますが、これは、大臣、間違いございませんか。」 「組み込むことができないということに対して、大臣は何をもって組み込むことができないと閣議後のあの会見でおっしゃったんですか。それについてお答えいただけますか。」 「つまりは、組み込むことができないというのは、今おっしゃった、そこの俎上にのせるものではないという趣旨だということであったと今受けとめますが、少なくとも、大臣みずからが意見を賜るというふうにおっしゃっておられます。位置づけが問題ではないはずです。それについてはいかがですか。環境省の公式ではない、委託先の報告書だからというお話ですが、クレジットは環境省でつきますよ。ですから、環境省が直接述べた見解ではないということが、本来組み込むものではないという判断の材料になるのはおかしいんです。大臣、いかがですか。」 「ただ一方で、データとして価値あるものであるならば、これは当然、出典がどこか誰かわからない資料じゃないわけです。少なくとも環境省がクレジットしているわけですから、それは意見として参考にするという立場は私は必要だと思いますし、今お話にあったように、系統等、それは参考にすべき課題があるんだということであれば、それは御理解をいただいている部分だというふうに理解をします。その上で、一方、系統制約などの技術的な制約やコスト面の課題など、実現可能性について十分考慮されていない、このようにおっしゃいました。これについては、少なくとも内容をごらんになられましたか、大臣は。いかがですか。」 「私は中身をきちっと把握した上で御発言されていないのではないかと心配をするわけですが、大臣、せっかくこれだけのものが出ているわけですから、全くこれを参考にしないというような進め方は私は問題があるのではないかと。省庁間の連携というのは必要だと政府でもおっしゃっているわけですから、これにつきましては、大臣、改めて確認をさせていただきますが、いかがでしょうか。」


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