希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名(※)山田太郎(日本を元気にする会)
2015/4/16
委員会名参議院 農林水産委員会
「実は、JRAさんは、現金とそれから有価証券の合計で四千五百億円も今保有されています。レクの段階では、確かに今後の、JRAさんは特殊な法人なので、銀行からなかなかお金借りにくいということで、そういったメンテナンスのためなんかにもある程度のお金を保持しておかなきゃいけないという話は伺っているんですが、ただ、実際、年間の減価償却費は三百二十五億しかないんですね。そう考えると、ちょっとこれは過度ではないかなと。本来のJRAさんの在り方というのはやっぱり畜産振興への寄与と、今回もその項目が入ったわけでありますが、そう考えたときに、これだけの現金をため込んでいるということが本当に畜産振興に寄与するのかなという気もするわけであります。そういう意味で、私自身は、競馬法を改正するに当たって、この辺りの、JRAさんにたまってしまったというか、お金を国庫納付させてもいいんじゃないかなというふうに思いますが、この辺り、農水大臣、まずいかがでしょうか。」 「さて、次なんですが、総務政務官にも来ていただいていますので、実は、JRA職員の給与についても少し触れさせていただきたいと思っています。実は、JRAの職員さんの給与は極めて高くて、平均年収八百五十万円を超えていると。国家公務員と給与を比較した場合のラスパイレス指数は、学歴を加味したとしても一四七・二もあるんですね。実はJRAは特殊法人でありまして、特殊法人であるJRAの役職員の給与の考え方というのはどうなっているか、まず整理するという意味でも、総務省の方、御見解いただきたいと思います。」 「もう一つ、JRAさんと農水省さんが多分話し合って作られた、ちょっとお手元の方に今日は資料を配付しておりますが、「JRAの職員給与決定の考え方」というのがあるんですが、これによると、実はJRAは補助金を受けない独立採算制なので、職員給与について人事院勧告に準拠するものではないと、こういうふうに書いてあるんですが、ちょっとこれはおかしいんではないかなと。やっぱり特殊法人でもありますし、ギャンブルという特殊性を持った法人として認可されている、しかも、法律上は本来、JRAのためのJRAではなく、畜産振興というのを前提で例外的に認めているわけでありまして、ちょっとこの書きぶりはしっかり見直していただきたいなと思うんですけれども、この辺り、農水大臣になるんでしょうか、いかがでしょうか。」 「そうすると、先ほど総務省の政務官の方からもお話があったものに対して、今度は農水省さんはどう考えればいいのかと。要は、余りにも高い給与ですね。これは事務方の方ともレクでやったんですが、いずれは三十年度までに一二〇台までラスパイレス指数を下げようとはしていると、ただ、その進捗については把握していないと。こういうような議論だったんですが、この辺り、やっぱり特殊法人でありますからしっかりと、特別扱いということではなく、特殊性があるとしても、位置付けがなければ、そんなのどの法人にも言わば特殊性はありますので、もう一度その辺り、農水大臣、いかがですか。」