希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名大野元裕(民主党)
2015/4/21
委員会名参議院 外交防衛委員会
「まず、冒頭でございますが、調達に関する一般論ですけれども、F35についてはこれまでも委員会で取り上げられてまいりました。これにつきましては一部について我が国で生産を行うこととされ、その初度費等も既に計上されたというふうに承知をいたしますが、F35を我が国で一部生産をする場合、価格は安くなるということでよろしいんでしょうか。」 「大臣、適切な価格という話でございますけれども、価格は安くなるんでしょうか。これまでの防衛省が提出をいただいてきた類似の例えば一般輸入やFMS等の資料を見ますと、FMS等あるいは一般輸入については安価になるけれども、国内での一部生産や生産について言えば、一般論として価格は高価になる傾向というのがこれまで一貫して防衛省が述べられてきたことでございますけれども、価格は安くなるんですね。」 「大臣、きちんと答えてください。今、防衛基盤がきちんとする、それから我が国のいわゆる供給等がきちんとされる、それは分かりました。価格は安くなるんですね。一言しか聞いていません。価格は安くなるんですね。」 「我が国で一部生産した方が安くなるということで、これ確実によろしいですね。」 「我が国で一部生産をした方が価格は安くなるということで本当によろしいんですね。これまでの説明と違いますけれども。」 「国際的な制度に参加するということと我が国で製造するということは必ずしもイコールではありません。我が国で一部製造すると安くなるんですねと先ほどから聞いています。」 「これ、総理ははっきりとF35を一部を我が国において生産することによって廉価で購入することができると述べられておりますけれども、F35を国内で一部生産すると廉価になるという総理の発言と全く百八十度異なるように思われますけれども、いかがなんでございましょうか。」 「防衛省のホームページなどでも公表されていますけれども、FMSや一般輸入による装備品の調達は一般的に割安、しかし、これは初度費も含めて、F35は一部を、まずそもそも我が国で生産しているかどうかという議論もありますけれども、他方で、このF35、一部を生産すると廉価になる、廉価で購入できると明言されておられますが、これは、防衛大臣のおっしゃることとは私は違うと思いますよ。これはきちんと統一して見解を出されるべきではないかと思いますが、いかがでございましょうか。」 「先ほどから申し上げているとおり、国際的なシステムに入ることと我が国で生産することはイコールではありません。初度費についても、恐らくほかの国で例えば初度費に相当するようなものを積む場合と私は違うと思います。我が国で一部生産すると廉価になるということは、誤りだと私は思いますが、もう一度だけ聞かせてください。」 「これ、大臣、そこはお分かりになりますでしょうか。そこは分かりますよね。ライフサイクルコストでという答弁、そもそもしていないです、総理は。それについては、ライフサイクルコストで見れば安くなるという答弁は、そこはしていませんので、そこは、吉田さん、まず訂正をいただいた上で、そして、私は納得できませんので、もう一度お答えをいただきたいと思います。」 「この件については、実は政府の統一見解を求めたいと思います。なぜならば、これ大変重要なのは、予算委員会で総理がおっしゃったのは、このF35が廉価に購入できるということを根拠として、根拠として何とおっしゃっているかというと、そうなれば、当然、できたF35が、できたF35ですよ、ALGSの部品じゃないですよ、できた35がある程度のところに出されていくわけでありまして、これは、今までの規則でいこうとすると、かなりの例外になるわけでありますので、先ほど申し上げた武器輸出の見直しが必要だと言っているんです、根拠規定なんです、武器輸出の見直しの。したがって、これについては、きちんとした政府の統一見解を出すことを、委員長、求めます。」