希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名岸本周平(民主党)
2015/4/22
委員会名衆議院 農林水産委員会
「最後に、少し時間が残りましたので、再び基本計画に戻りたいと思うんです。基本計画の前提を見まして、農業所得の関連でいいますと、生乳の農業所得が九百六十億円から、十二年たつと千二百六十億円にふえている、こういう試算になっています。三割です。三〇%も農業所得がふえるわけであります。その前提として、生産量が横ばうという前提で生産性を上げていくということなんだろうと思うんですね。生産量が横ばうということに対して私は疑問を呈しますけれども、それは議論ですから、仮に前提として置きましょう。それでも、三割農業所得がふえる、これは大変意欲的な目標であると思いますが、それは生産性の向上ということがないといけないわけであります。それについては、さっき、生産をふやす、あるいは横ばわせるための施策を大臣はおっしゃいましたけれども、さらに加えて、本当にこれは生産性の向上で三割ふやすことを前提とされているのかどうか、そして、これは具体的にどうすれば三割もの農業所得、生乳の分野でできるのかどうか、その辺の御説明をいただきたいと思います。」 「このバターの問題について、一部の識者が、オピニオンリーダーが、農畜産業振興機構、ALICの国家貿易があるから、だからマーケットメカニズムが働かなくてこういうことになったんだという批判もありました。これについては、基本的には脱脂粉乳、バター向けの生産量に比べて国家貿易の量が占める比率はそれほど大きくないわけでありますから、私自身は、ALICの国家貿易が今回のバターの騒動を引き起こしたとまでは言えないのではないかと思っています。そこは、大臣、どうですか。」 「こういう乳業メーカーの株をALICが持っていて、しかも、それで乳業の再編合理化というようなことを政策的になさろうと思ってもなかなか難しいものが多いと思うんですけれども、その辺、大臣、どのようにお考えですか。」 「最後に、この基本計画にある乳業の再編合理化ということの真意、農林水産省としては、どういうやり方で、どのような再編合理化を目指そうとして基本計画の中に書かれているのか、教えていただければと思います。」