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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名岸本周平(民主党)

2015/5/13

委員会名衆議院 農林水産委員会


「それから、引き続き、都市農業振興基本法の十六条の方の規定に移りたいと思います。「高齢者、障害者等の福祉を目的とする都市農業の活用の推進」という表現があります。高齢者、障害者等の福祉を目的とする農業は都市に限る必要はないと私は思いますけれども、都市は交通の便もいいわけですので、比較的、特に障害を持たれている方々の意欲と能力に合った働き場所としては、農業というのはとてもいい場ではないかと思いますし、成功事例は幾つかあります。これは、例えばの具体例ですけれども、私も直接お話を伺ったんですけれども、愛媛県の松山市でやられている株式会社パーソナルアシスタント青空の佐伯さんという方が、この方自身も障害を持っているお子さんが三人おられて、その中で福祉の方から農業に入っていかれた。しかも、たまたま農業の方も、いわゆる自然栽培、自然農法ということで、農薬を一切使わない、肥料を一切使わない、いわゆる地中にいる微生物の力で自然栽培をしていく。木村さんという青森のリンゴ農家、これはもう誰もが知っている話ですけれども、木村さんに弟子入りをされて、松山で自然栽培をされ、しかも、それを障害を持たれている方々と一緒にやっていて、非常に成功していて、経営的にも大変うまくいっておりますし、そこでつくられる農産物は飛ぶように売れているというような成功事例なんです。こういうことが起こり得るわけでありますから、これは、十六条に書かれてあるからというわけでもなく、農水省としてぜひ進めていただきたいんですが、これまでの農水省内における農福連携の取り組み、これまでどういう取り組みをされてきたのか、それが十分だったのか、それを今後どのように省としてこの基本法とあわせて展開をされていくおつもりなのか、大臣にお伺いしたいと思います。」 「そういう意味で、都市農業を進めていくには都市住民の皆さんの御理解をいただく必要があるんですけれども、なかなか進んでいない。これはほかの分野でもそうだと思います。いろいろな参加型の都市農業をしていく中でも、我々が言う地域協同組合としてやっていきますけれども、そんな中で、今後、都市住民の皆さんに対して都市農業の理解を進めていくために、これまで農水省としてどういう取り組みをされてきたのか、またさらに、今後、林大臣としてどういう取り組みをしていかれたいのか、ぜひその辺の御所見を伺いたいと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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