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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名福田昭夫(民主党)

2015/5/15

委員会名衆議院 地方創生に関する特別委員会


「農水大臣の決定書、いただきました。これを読んで、理由もそうですけれども、大変びっくりいたしました。まず、その主文でありますけれども、主文が「裁決があるまでの間、本件指示の効力を停止する。」というんですが、裁決はいつまでにするんですか。」 「では、埋立工事が終わるまで裁決しないんですか。幾ら安倍総理がオバマ大統領と会う都合があったといっても、これはもう一カ月半過ぎていますよね、三月三十日付で出していますから。そろそろ裁決しなかったらおかしいんじゃないですか。いつまでに裁決するかわかりません、それじゃ回答になりませんよ、長官。」 「ですから、沖縄県の規則ではなく、行政不服審査法の第一条の目的にあるように、審査請求人となれるのは国民であって、国や地方自治体ではないということであって、まさに、そういう意味では、本件申し立ての適格性が沖縄防衛局長にはないというふうに私は判断をいたしますが、いかがですか。」 「ですから、あなたと私は、まさに固有の資格において実はやれないんですよ。この法律は適用できないんですよ。この第四条、どういうふうに理解しているんですか。」 「どうも理解できませんね。まず基本的に、国が一般市民となるということはないんじゃないんですか。もし不服申し立てをするとしたら、この工事を請け負っている会社はどこですか。その会社が不服申し立てをするのならわかりますよ、基本的に。不利益を、工事をせっかくやろうとしているのに工事ができなくなってしまう、これでは工期もおくれて納付期限に納められない、だから、それこそ民間事業者が不服申し立てをするのならわかりますよ。防衛局長、防衛局は、これは私人じゃありませんよ。そう思いませんか。」 「安倍総理は、いつも何と言っているんですか、積極的平和主義の中で、法で支配される国々と仲よくすると言っているんじゃないですか。しかし、これはみずから法律を破っているということになりますよ。皆さん、そう思いませんか、総務省それから農水省、防衛省、それぞれどうですか。これは法律を破っているということになりませんか。」 「この審査請求人の申し立ての理由、それから農水大臣が裁定した理由を読んでも、ここに書いてあるように、まさにこれによって、もし埋め立てを停止すると、国が大きな損害を受けると書いてあるんですよ。私人ならば、何でこんな国が大きな損害を受けるという理由を書くんですか。そうでしょう。私人なら、そんな、書けっこないでしょう。要するに、申請した理由も、国が大きな損害を受ける、裁定した方も、国が大きな損害を受けるという理由で裁定しているんですよ。これが何で私人なんですか。私人じゃないじゃないですか。どうですか。」 「別に定めがあるという規定まであるんだから、別に定めをつくっておかなかったからこれを使っちゃったんでしょう。こういう事態を想定せずに、別な定めを、法律をつくっておかなかった、だからこういうことになっちゃった。そうなんじゃないんですか。自分たちが対応できるものがなくて、この行政不服審査法、手続法にすがるような思いでこういう申請をして、裁決したんじゃないんですか。違うんですか。」


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