希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名(※)金子洋一(民主党)
2015/5/25
委員会名参議院 決算委員会
「そういった意味も含めまして、実は、前日銀総裁の白川方明さんの国会での答弁について黒田総裁にお尋ねをしようと思います。今回は二〇一三年度の決算ということですので、ちょうど二〇一三年度に入る直前に黒田総裁が御就任になりましたので、それ以前との比較という意味でもお尋ねをしようと思います。まず、白川総裁は、これは平成二十四年七月二十三日、国会で私の質問に対して、バランスシートを拡大するということ、それ自体は経済に影響がない、物価を上げないというような発言をしておられます。この発言に関して黒田総裁はどう評価なさいますか。」 「なぜならば、まさに金融政策というのは、それぞれの主体の期待を動かすことが一番大きな力になるわけです。期待を動かす、総裁の発言というのは期待を動かす上でそれだけ大きな力を持つわけです。その力を、白川総裁は、私に言わせれば全く間違った方向に使っていた。私は、黒田総裁の方向性は正しいと思います。正しいと思うんですが、過去の総裁の間違った発言を否定しないと、ああ、いつ白川路線に戻るのか分からないんだなというふうに市場参加者は思うかもしれないじゃないですか。もう一遍きちんとお願いします。」 「また、その白川さんの話になるんですけれども、これは平成二十三年の四月十二日、ちょうど東日本大震災から一か月たったときの質疑なんですけれども、通貨の信認について、これは数量的に定義ができないんだというふうにおっしゃるわけですね。数量的に定義はできないんだけれども、日本銀行は展望レポートの中でそれは判断をできるんだと、一言で言うとそうおっしゃるんです。それはロジックとしておかしいわけですね。定義ができない、分からないというんでしたら、日本銀行も分からないとおっしゃるんだったら分かります。でも、定義はできない、数量的に全く分かりません、けど、日本銀行はできます、展望レポートで日本銀行が判断するんだからそれでいいんだというふうにおっしゃっているわけです。これについてはいかがお考えでしょうか。原理原則論については分かっておりますので、時間的に制約がございますので、お願いします。」 「展望レポートで日銀が判断するんだからそれでいいんだというような御発言を白川さんなさっているわけですけど、これについてはいかがお考えでしょうか。」