希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名(※)山田太郎(日本を元気にする会)
2015/5/26
委員会名参議院 厚生労働委員会
「大変、個人的な話に踏み込むのもいけないのかもしれませんが、総理もつらい闘病を経て内閣に戻ってきたと、相当意気込みがこの辺りはあるんではないかな、そういった思いで、肝煎りでまさに患者申出療養制度を考えられたと思うんですが、最終的にはこれは保険収載を目指すという形になっています。では、これはそもそも、その当時、スタートした時点、安倍総理が考えたものと違うものになってしまったのか、そうではないのか、まずその辺りからお聞かせください。」 「それでは、今後、まさに混合診療の検討は一切しないのか、別の形でもって混合診療の道を切り開いていくのか、その辺りは総理はどう考えていらっしゃいますでしょうか。」 「保険収載がもうされないというふうに決まってしまうと、それだけで、実際、患者申出制度によって最初スタートしたものが結局は完全自由診療の形になってしまう、ちょっとこれでは最初の何か趣旨と違うのではないかなと、こういうふうに思うわけでありますが、特にこの辺りいかがなんでしょうか。」 「要は、今回、患者申出制度によってクイックに認められたものに関しては滑り込みで、いわゆる保険の適用部分も残りながら自由診療の部分もあるという組合せになると思うんですが、それでは保険収載にならないと言っちゃった瞬間に、今度は、それでもその道しかないという人たちはもう間に合わないというか、滑り込んだ人はそれの適用になって、滑り込めなかった、その後決定されちゃったものについては完全自由診療になっちゃうわけですよね。これは医療の公平性という問題にも大きな問題を残すというふうに私は思っているわけであります。そうなったときに、確かに安全性、有効性の問題は残るのは分かりますが、仮に安全性、有効性が認められ、ただ、保険収載というのは必ずしも安全性、有効性だけではないと。いわゆる普及性という問題もあるんだから、それで例えば収載されない場合に、実際に併用してできるという期間を延ばしたり、その他のことを考えられないのかどうか、この辺りを聞いているんですが、いかがですか。」 「全て保険収載にならないと、自由診療部分がどんどん大きくなっていって日本の皆保険制度は壊れていくんだ、こんなような議論があるんですが、それは本当なのかどうかというところも、特に総理に、その辺りのお考えですよね。そもそもは、総理自身は、いわゆる混合診療の大幅な拡大ということを認めようということで話をスタートしたわけでありますが、その間いろんな国民的な議論を聞いて、確かに混合診療というのは皆保険制度を壊すものだというふうに認識に至ったのか、いやいや、そうじゃないのか。その辺りは、今後、多分この問題はずっと続くことになるというふうに思いますので、是非総理の御見解いただきたいんですが、いかがでしょうか。」