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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名行田邦子(日本を元気にする会)

2015/5/26

委員会名参議院 厚生労働委員会


「紹介状なしの大病院受診時の定額負担というのは、大病院に一般の外来、軽症な外来がたくさん来てしまって、そこに大病院の先生方が追われてしまって本来の大病院としての役割を果たすことができなくなってしまうと。大病院の医師の負担軽減ということが、そのことによる外来の機能分化の推進ということがあると思うんですけれども、これでは、初診患者はそもそも九・三%しかいませんので、定額負担をしてもそんなに減らないというふうに思います。そしてまた、再診についてなんですけれども、逆紹介率を上げるための課題として医療機関が最も多く挙げているのは何かといいますと、医学的に逆紹介できる患者が少ないこと、これが一番です。その次にあるのが、その他に次いでなんですけれども、地域に連携できる医療機関が少ないことというふうに医療機関自身が答えています。現状では医療機関がこのような認識があるわけですので、そうした中で、定額負担制度を導入するだけでは逆紹介は進まないんではないかというふうに考えています。大臣に伺いたいと思います。定額負担を課すだけでは外来の機能分化と医療資源の効率活用、進まないと思いますが、いかがでしょうか。」 「それで、大臣に続けて伺いたいんですけれども、やはりこういった定額負担を導入する前に、まず、身近なところにいて、何かあったときに相談ができて、体調の管理や病気の治療、予防などを診てくれて、そしてまた必要なときには適切な専門医療機関を紹介してくれるかかりつけ医というものを定着させることが先ではないでしょうか。」 「つまり、これ裏を返せば、かかりつけ医といったときに、その捉え方として、かつて何かの病気でかかったことがある近くの診療所だというだけであったりとか、あるいは何かの病気で今かかっているたまたま近くにある診療所だと、その程度の認識しかない国民というのも結構多いのではないかなというふうに思っております。それで、局長に伺いたいんですけれども、かかりつけ医というものについての広報・啓蒙活動をまずは国民に対してしっかりと行うべきだと思っていまして、それを行わずに定額負担を導入するということだと、国民にとってはこれは単なる負担増にしか見えなくなってしまうと思うんですね。かかりつけ医制度について国民に知ってもらうためにどのような取組を行うのでしょうか、お答えください。」


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