希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
Warning: Undefined array key 12 in /home/kiboucollege/kibounippon.jp/public_html/kri/index.php on line 173
議員名真山勇一(維新の党)
2015/6/1
委員会名参議院 東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会
「例えば、海を全く分離してしまうというこの防災、これを見てみますと、例えば今回の防災、東日本大震災を分析してみたら、これまでにやっぱり防潮堤あったわけですね。防潮堤があって海が見えないところと防潮堤がないところとをその被害の状況を比較したら、防潮堤があるところの方がやはり逃げ遅れた方が多かった。海が見えないということで、海の様子が見えないということは海辺で生活する人にとってはやはり大変大事なことで、海が見えないところが見えるところよりも犠牲者の方が多く出ていたというような調査結果もあるというふうに伺っています。ですから、そうした防潮堤があるために避難が遅れるんじゃないかとか、あるいはこの巨大な防潮堤、御覧いただいて分かるように、もう防潮堤を越えた向こう側は逆に言うと堤ができた、大きな一つの限られたスペースになってしまうので、万一防潮堤を越えるような津波があったときは、海水が今度は引くときに外に出ないでたまってしまう、まさに、逆に言うと、その後、被害を広げるようなこともあるんじゃないかというふうに言われているんですけれども、そんな声についてはどんなふうに考えていらっしゃるのかを伺いたいと思います。」 「今、こうした防災計画作るには、町づくりですとか県を通してというふうなお答えだったんですけれども、やはり、これまでの被災地に対する防災計画というのが、特に海岸べりでは防潮堤ありきという復興事業が進められてきた。このために、一旦走り出してしまったら、この四年間、五年目になるわけですけれども、なかなか変更、軌道修正ができない。本当に、やはり先ほども出ていましたけれども、なかなか被災者の声が届いていない、やはり地元の声が届いていないという面があるんじゃないかというふうに思うんですけれども、防潮堤ありきということではなくて、やはりここで一旦、今までの本当にこの防災対策でいいのかどうか一回考えてみる、そして場合によっては軌道修正をするような、地元の例えばそういう要望があったら応える柔軟な対応というのはやっぱり無理なんでしょうか。」