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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名井坂信彦(維新の党)

2015/6/3

委員会名衆議院 厚生労働委員会


「続きまして、午前中にも少し問題が指摘されましたが、年金機構が、情報管理という部分で、五年連続下から二番目のC評価だったという問題であります。社会保障審議会の年金事業管理部会における年金機構の中期目標期間の評価でこのようになっているわけでありますが、五年連続Cというのは、ほかの項目を見てもなかなかない、問題な事態が五年続いているということだと思いますが、これはなぜ改善しなかったのか、改善されなかったのか、放置をされたのか、大臣にお伺いをいたします。」 「今大臣が答弁されたとおり、ここに書いてあることは、実は郵便の送り間違いのことばかりが書かれているわけであります。実際、この評価シート、私も拝見しましたが、そもそも今回問題になったようなインターネット上のウイルス対策に関しては、これは評価の視点としても一言も書かれておりません。また、実際やったことの実績の中にも、ウイルス対策ということは書かれておりません。これは、厚労省として、こういうウイルス対策というのはそもそも評価対象になっていないのかどうか、お伺いをしたいというふうに思います。」 「文章で、セキュリティー対策の中にウイルス対策も含まれるんだと、口でおっしゃるのは簡単だと思いますが、では、ウイルス対策が、年金機構、ちゃんとできていたか、いなかったのか、それは毎年調べているんですか。」 「今後、第三者から成る検証委員会を立ち上げるということであります。しかし、実は、今後立ち上げるよりも前に、かつて年金業務監視委員会という、厚労省の外部にあった、まさに年金機構の業務内容をチェックする第三者機関があったわけであります。その組織は、昨年の三月に廃止をされました。今、このチェックシートは、機構がみずからC評価、厚労省も外部からC評価ということで、内外からCが続いておりますが、しかし、今から大臣がつくられるという外部の第三者機関を云々する前に、実は、もともとあった厚労省の外部の機関をわざわざ去年の三月に廃止しているわけであります。私は、この身内による甘いチェックが今回の事件の背景にあるのではないかというふうに考えるわけでありますが、大臣はいかがお考えでしょうか。」 「監督者としての責任ということで大臣から言及がありましたので、最後にその一点を伺いますが、本件全体の責任は、どなたが、今後どのようにとっていかれるのかということについてお伺いをしたいというふうに思います。直近でいえば、民間企業でいえば、ソニー・ピクチャーズさん、四万七千件の流出に対して、会長が引責辞任、また、ベネッセさんは、七百六十万件の流出に対して、当時のホールディングス社長とコーポレーション社長が引責辞任、こういうことであります。本件全体の責任について、どなたがどのようにとっていかれるのか、最後に、理事長と、それから大臣にお伺いをいたします。」


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