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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名杉ひさたけ(公明党)

2015/6/4

委員会名参議院 環境委員会


「先ほど条約の名称に水俣の名を冠したことについて述べましたけれども、水俣病問題は現在もなお未解決でございますし、被害者の方々への救済の動き、五十年、六十年を経てなお訴訟が続いている、このような事態は水俣病の因果関係を云々する前に、もはや人権上の問題でもございますし、国際的にも恥ずべき事態ではないかと私は強く危惧をしております。本年の新潟水俣病公式確認五十年、そして来年の水俣病六十年の節目を迎えます今こそ、環境省を始めといたしまして、政府にはこの水俣病被害の全容解明、そして被害者の皆様の救済を目指していただきたいと私も強く要求をしたいところでありますが、大臣の新潟水俣病公式確認五十年式典に参加されての感想と、被害者救済に向けての決意を是非伺いたいと思います。」 「さて、皆様も御承知のとおりでございますが、水俣病は脳細胞を含む神経細胞が障害が起きるという病気でございまして、特に脳細胞は一旦壊れてしまうと元に戻らないと言われております。根本的な治療法、治療薬がこれまでございません。今日に至るまで、水俣病の患者の皆様方は症状を緩和するリハビリなどに頼るしか手だてはございませんでした。しかし、最近、環境省によります大変地道な研究によりまして、水俣病の治療薬の開発に光が差していると聞いております。具体的には、環境省の国立水俣病総合研究センターにおきまして、水俣病に特有の手足のしびれなどの神経症状を緩和する可能性のある成分が見付かったとの報道がございました。そこで、環境省に質問いたしますが、この研究成果の内容と、水俣病初となる可能性を秘めた治療薬の開発に向けた取組につきまして伺いたいと思います。」


→議事録全体を見る(国立国会図書館 国会会議録検索システムが別タブで開きます)

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