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希望日本賛同議員国会発言データベース

賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。

(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。

また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)

羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。

発言の詳細を表示します。


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議員名柿沢未途(維新の党)

2015/6/5

委員会名衆議院 厚生労働委員会


「荒療治を経て、なおかつお取り潰しになるような不祥事を起こした旧社保庁組が、結局、最も恵まれた、待遇のいい立場に君臨しているというのが年金機構の組織の構造になっているのではありませんか。そして、同一労働同一賃金どころか、正規職員は安定した身分に安住して、面倒で困難な仕事は立場の弱い非正規に押しつけている、こう言われています。加えて、内部で業務をやらずに外注丸投げが常態化して、年金のプロとして組織が持っていたスキルをも低下させているとも言われています。総務省に設置されていた外部監視機関の年金業務監視委員会の委員長を務めた郷原信郎弁護士が、旧社保庁時代よりも組織の体質は悪くなっているんじゃないかと言っています。この日本年金機構の組織体質に関して、私は、先ほど申し上げたように、改革に取り組んできた民間バンカー出身者の理事長、問題意識を持っておられると思います。今、どう思われますか。」 「先ほど御指摘をさせていただきました、正規と非正規、そして旧社保庁出身者と年金機構以後の雇用者、採用者における待遇の二倍大きな格差、こういう身分制職場になってしまっている現状について、理事長はどう思われますか。」 「この「評価の視点」で、平成二十一年度から二十五年度まで厚生労働省が評価をした結果、各年度の評価は、この点において全てCなんですよ。つまり、中期目標及び中期計画を毎年毎年下回って、全体の評価も悪い、こういう評価をされているわけですね。個人情報保護の取り組みについて及第点を与えられていないわけです。そして今回のデータ流出が起きているわけです。日本年金機構の第一期中期目標期間の業務実績に対する評価について、特にこの個人情報の点について、厚生労働大臣、御答弁をお願いします。」 「つまり、理事長代行のような職務がこの副理事長なんですよ。それを旧社保庁の総務部長に任せるというのは、旧社保庁の業務遂行を基本的に肯定をしている、しかも厚労大臣も協議の上で再任したということですから、しかも公募で応募してきた人をはねのけてその人を再任しているんですから、これはお墨つきを与えたということに等しいのではありませんか、お尋ねします。」 「これは要するに、結局、旧社保庁、年金機構のそれまでの業務遂行を、厚労省もまた年金機構の理事長さんも是としてきたということになってしまうのではありませんか。そもそも問題意識が乏しかったからこそ、まあ、この人でいいやということになるんじゃないでしょうか、お尋ねします。」


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