希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名(※)鈴木克昌(民主党)
2015/6/11
委員会名衆議院 憲法審査会
「まず、本題に入る前に、私は、この憲法審査会の置かれておる立場とか意義について少しお話をしたいと思います。先ほど会長は、私はこのように聞いたんですが、極力政局とは関係のない憲法の議論というのを進めていきたいということでありました。私も実は、国会へ出て、最初からこの憲法調査会、そして憲法審査会に所属させていただいておりまして、少数政党に対する配慮とか、発言の公平な機会とか、本当にすばらしい委員会だというふうに思っております。それで、まず、この審査会は、日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制について広範かつ総合的に調査を行う、こういうことであると思います。一部の議員の方で、一方で特別委員会があるのに何でここでやるんだというようなお話がありましたので、非常に私は違和感を持っておりまして、むしろここが本家本元なんだよというふうに私は言いたいわけであります。いずれにしましても、先ほど参考人云々の話がありましたけれども、私はこのように捉えていまして、憲法審査会の参考人はあくまでも幹事会の決定で呼ばれておるわけですよね。したがって、どの政党から推薦があったとかなかったとかということはもう超越して、本当に、会長を中心に幹事の皆さんが今回の場合は三人の参考人をお決めになったわけですから、私はやはり、その参考人の御意見というのはある意味で尊重をしていかなければいけないんじゃないかなというふうに思っております。」 「それではもう少し申し上げますと、今回の参考人質疑の直接のテーマというのは立憲主義などであったわけですけれども、現下のように、安保法制が国会で一大論点となって、昨年の七月の閣議決定が立憲主義との関係で議論を呼んでいる現況に鑑みれば、立憲主義や憲法保障と関連するテーマとして安保法制に議論が及ぶ、参考人の意見がそういうふうになったというのは、無理もないというか、当然の流れだというふうに私は理解をいたしておるわけであります。そこで、何が言いたいかというと、もし、一方で特別委員会があるからこの委員会で余りこの議論を進めるべきではないということであるならば、私は、そうではなくて、むしろここは、粛々と、きちっと、その設立の目的によって進められていくべきだなというふうに思っております。先ほど高村先生がお出になって御意見を言われました。もちろん、どなたが出ても、時間の制限の中であれば、ルールの中であれば、全く問題ないです、何をおっしゃるのもいいんですけれども、しかし、流れを見ておると、高村さんが出られたということは、あくまでも、やはり安保法制の一番の中心人物であったわけですから、その方が御意見を述べられたということは、もうこの会はやはりそういう流れでいっておるのは何ら問題ないのではないのかなというふうに感じて伺っておりましたので、冒頭、このことだけちょっと申し上げていきたいと思います。」