希望日本賛同議員国会発言データベース
賛同議員の国会での各会議・委員会における発言がご覧いただけます。
(議員の所属政党は、委員会等での発言時のものとしています。
また、名前の前に※印がついている議員は、以前の賛同議員です。)
羽田雄一郎先生のご訃報に接し、衷心より哀悼の意を表します。
発言の詳細を表示します。
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議員名杉ひさたけ(公明党)
2015/6/11
委員会名参議院 環境委員会
「まず、世界の水銀排出についてでございますが、世界の水銀排出量の半分を占めますのは、皆様も御承知のとおり、アジア地域でございまして、アジア地域におけます水銀公害への懸念というものは大変深刻なものがあるのではないかと考えております。そのような中で、環境省では、我が国の水俣病の経験を諸外国に啓蒙していく、このような活動を推進をしていただいております。具体的に申し上げますと、これは平成八年度から水俣病経験の普及啓発セミナー事業として実施されているものでございまして、本年も三月に、ブラジル、中国、インドネシア、韓国、モンゴル、フィリピン、タイ、ベトナムの八か国の環境行政担当者を招聘して研修をされたと、そのように聞いております。そこで、環境省に質問いたしますが、普及啓発セミナーの概要及び本年三月に開催されたセミナーの成果、そして招聘各国における課題、我が国に対する要望、ニーズといったものはどのようなものがあったのか、また、それらの要望に対する我が国の対応や支援につきまして伺いたいと思います。」 「言うまでもございませんが、このような国際貢献についても国民の税金によって推進をされているわけでございます。したがいまして、このような事業を行うに当たりまして、必要な資金、すなわち税金を確保し、何年も掛けて継続的に事業を実施していくためには、実施事業に対する国民の皆様の御理解と支援を得ることが不可欠であります。このような観点から、国民の皆様に対しては、効率的、効果的な計画や実施、そして実のある成果、結果を出すことが求められていると思います。そこで、JICAにお伺いしたいと思いますが、環境省が主催しております先ほどありました水俣病経験の普及啓発セミナー事業、これは平成八年度から実施されているものでございますが、これとは別に、JICAにおきましては水俣研修というものがございまして、これは平成十二年から二十四年まで毎年開催されたと聞いておりますが、この事業の内容について説明をお願いしたいと思います。」 「今説明のありましたJICAの研修ですが、環境省としてはこの内容については掌握をされていましたでしょうか。また、JICAの研修と先ほど御説明いただいた環境省のセミナーの内容は類似している部分もあるんではないかというように感じたんですが、それら双方の事業は種類が違うのか、重複した事業ではないのか、この点について環境省に確認をさせていただきます。」